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 2022.12.09-1 私学入学の動向と不登校の増大の対策 町田市議会議員 吉田つとむ

 今回の質問の前に書いた記事と、後で書いた記事を続いて掲載しました。
私学入学の動向と不登校の増大


 今期定例会の一般質問のテーマで、表題のものをとり上げました。「私学入学」と「不登校」の課題は別問題としてとらえるべきものでしょうが、公教育の在り方を考える上で、並行して問題設定をしました。
 「私学入学」の表題から、町田市内の小中学生で、私立学校にどれ位通っているのか、あるいは、小・中・高と6・3・3制ではなく、中高一貫の選択するケースが起きているのかの数値から見通していくことにしました。数字がわかっているので先に記しておきますが、町田市立小学校は選択しなかった児童が2.6%、同中学校を選択しなかった生徒が13.3%でした。この数値がどう変化するに注目しています。
もう一つは、「不登校」の課題です。私たちが検討できるのは、あくまで公立学校の児童・生徒の中で生じる「不登校」ですが、その解決、解消法が学校に戻すことが順当な方法か、それとも、学校には行かず「フリースクール」などに通うことを含めて容認(受け入れ)して、学校教育の在り方の選択肢を増やすのか、それこそがより今日的な課題ではないかという提案をしていきます。

 「無所属」会派の会派室にて

不登校と民間教育機関との連携を求める
 第3定例会の一般質問の一つに、不登校の問題を取り上げました。今期、4名の議員が不登校を尋ねました。私の質問では、その人数、小学校273人、中学校601人、合計874人を明らかにしましたが、保健室や多目的室などの教室外登校は含まれていません。

 冬の澄んだ空

 近年、町田市中心部に中高一貫のN高校、N中等部という学校が出来ていますが、N高校は正規の高校とされていますが、そのN中等部の方は正規とされず、いずれかの中学校に籍を置く扱いとされています。一方で、町田市教育委員会はそれらと同等のフリースクールと連絡会を組織していますが、そのN中等部や、町田駅そばにある別の中等部などとはその連絡体制を作っていませんでした。私は、今回の質問でその改善を求めましたが、教育委員会は頑なでした。学校教育の中では、すでに学校に通わないでもオンライン教材で学ぶ方法も容認されていますが、N中学部のような中高一貫の新しい取り組みには、相変わらずつき離した対応を続ける方針でしたが、この点は今後も対応改善を強く求めていきます。
 
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