2001年9月議会最終日の採決結果と私の態度

    ◆2001/09/21     ◎全員一致、 ○賛成多数、 ▲賛成少数、 ×全員反対
                       吉田の態度は、○賛成、 ×反対

 今期の定例議会に提案されたもので、議案の採決結果と、私の態度を掲載します。
 吉田の記事で足らないところは、黒木一文議員(自民党)のホームページをごらん下さい。
 他に、大塚信彰・藤田学・高嶋均(共産党)・川畑一隆(公明党)・友井和彦(市民派クラブ)・佐藤常雄(公明党)議員を見比べご覧下さい。
 いずれも、吉田の政治リンク集から、リンクしています。



◎ 掲載記事の見出しの一覧

     1 9月21日分の常任委員会報告、表決結果
     2 議員提出議案


    【企画総務常任委員会審査報告・質疑・表決】
議案番号議案名、及び説明吉田全体備考
第78号議案町田市職員定数条例の一部を改正する条例病院拡張に伴う増員
第79号議案町田市市税条例の一部を改正する条例共産反対・討論
第82号議案パソコンの購入についてリースを、購入に変更
第71号議案平成13年度(2001年度)町田市一般会計補正予算(委員会の結果を記載)
* 「町田市市税条例の一部を改正する条例」は、国の株式取引所得の税制改正にともなうもの。    共産の反対理由は、この改正は金持ち優遇策だとのことです。 最も、国のこの施策が、株価の向上対策につながるかと言えば、果たしてどうでしょう。    【保健福祉常任委員会審査報告・質疑・表決】
議案番号議案名、及び説明吉田全体備考
第80号議案町田市介護保険条例の一部を改正する条例
第71号議案平成13年度(2001年度)町村市一般会計補正予算(第2号)委員会結果を記載
第75号議案
平成13年度(2001年度)町田市老人保健医療事業会計補正予算(第1号)
委員会でも質疑無し
第77号議案平成13年度(2001年度)町田市介護保険事業会計補正予算(第2号)
認定第1号平成12年度(2000年度)町田市病院事業会計決算認定について 共産反対・討論
差額ベッド
請願第13号レスパイトサービス事業実施の請願
請願第14号
交通バリアフリー法に基づく市内10駅及びバスターミナルの早期
バリアフリー化と駅周辺のバリアフリー化を求める請願

保健福祉常任委員会継続審査申し出について
 請願 第 3 号 乳幼児医療賛助成制度のさらなる充実を求める請願
 請願第10号 良質住宅を増やすための市の施策に関する優遇制度早期実現を求める請願  

  【文教生活常任委員会審査報告・質姪・表決】

議案番号議案名、及び説明吉田全体備考
第81号議案町田市立学校設置条例の一郎を改正する条例共産反対・討論
第71号議案平成13年度(2001年度)町村市一般会計補正予算(第2号)委員会結果を記載
第72号議案
平成13年度(2001年度)町田市国民健康保険事業会計補正予算(第1号)

* 「町田市立学校設置条例の一郎を改正する条例」には、共産党が反対の討論した。理由は、学校の統廃合に反対するもの。
  対象となるエリアは、大型団地の地域。

  【都市環境常任委員会審査報告・質擬・表決】     
    
議案番号議案名、及び説明吉田全体備考
第83号議案
横浜線相原駅自由通路設置及び駅舎橋上化事業における工事の施工に関する
協定について
共産反対・討論
第84号議案
市道路線の認定について

第85号議案市道路線の廃止について
第86号議案
市道路線の変更について

第87号議案八王子市による道路認定の承諾について
第71号議案
平成13年度(2001年度)町田市一般会計補正予算(第2号)
委員会結果を記載
第73号議案平成13年度(2001年度)町田市下水道事業会計補正予算(第2号)
第74号議案
平成13年度(2001年度)町田市忠生土地区画整理事業会計補正予算(第1号)

第76号議案
平成13年度(2001年度)町田市鶴川駅北土地区画整理事業会計補正予算(第1号)

請願第9号
住宅用太陽光発電設備設置補助に対する請願

 * 「横浜線相原駅自由通路設置及び駅舎橋上化事業における工事の施工に関する協定について」は、共産党が反対。理由は、市の     支出割合が多すぎると言うもの。しからば、JRに全部負担してもらうとなると、いつできるか不明となる。  * その他、自分の所属委員会の記事は、別途に記載予定。(平成13年9月23日現在)    「住宅用太陽光発電設備設置補助に対する請願」の本会議記事では、インターン体験記坂本さんの文に、回答に書き加えた。     ものを参照されたい。誰一人反対者がいなく、委員会で全員一致で可決すべきものとした「請願」に、賛成討論をしたがる議員が    いた。傍聴者には、そうした光景がどのように映っているのだろうか。「立派なことを発言する」と見られているのでは無いだろう    か。私は、たまらず、「そんなものは、委員会で全員一致だよ」やじりましたが、ご当人は気がつかないそぶりで発言を続けました。    そうした意味でも、審議の全過程をTV中継される時代が必要と考える。
    【全委員会分の表決】

議案番号議案名、及び説明吉田全体備考
第1号2000年一般会計補正予算今回は、補正予算ということもあり、全会派の全議員が賛成

     
 4 議員提出議案

議案番号議案名、及び説明吉田全体備考
第20号
大企業のリストラを規制し、抜本的雇用対策を求める意見書
××共産・社民ネット
第21号国民に負担増をもたらす医療制度改革に反対する意見書××共産・社民ネット
第22号「京都議定書」の早期批准を求める意見書自民の一部も賛成
第23号保育所待機児解消と保育水準の向上を求める意見書×社・共・公・市の多数
第24号
I日本国憲法に反する集団的自徹権の行使に反対し、憲法の遵守を求める意見書
××共産・社民ネット
第25号
世界貿易センタービル、米国国防総省等へのテロ攻撃に対する非難決議
自・公・市の一部・諸
第26号
学校事務職員・栄養職員の給与費半額国庫負担などの義務
教育費国庫負担制度の堅持を求める意見書
×共産・社・公・市の一部
第27号(仮称)綾部原トンネル早期開通を求める意見書 共産退席
自民党で一人立たず
第28号公団住宅を公共住宅として存続させることを求める意見書××社・共・公・市の一部

● 今回の議員提出議案では、前回一致がゼロ!全員賛成と思いきや、誰かは反対していた。
●  第28号意見書 「公団住宅を公共住宅として存続させることを求める意見書」は、即決請願として、その主旨を求めるものが提出されていた。
   その時の採決では、賛成多数で請願採択となったが、意見書の採決では否決となった。請願の採決では一部の議員が退席したが、意見書の
   採決時に退席せず、意見書に反対の立場を取ったためである。結果は、大逆転の結末となったのである。つまり、この意見書は日の目を見る
   ことなく、国に送られることはなくなったのである。

● 解説 採択・不採択の分岐点
 町田市議会の議員数は、現在数で38名。全員出席として、議長を除く37名が議案の賛否を表明する。
 つまり、過半数とするには、19名に賛成者を必要とする。
 会派議員数(議長は自民党議員だが、本会議の採決権が無いために、議員数から除いた)
 自民党、14名 公明党6名、社民ネット6名、市民派5名、共産党4名、諸派1名である。

自民党は、他の公明党6名もしくは社民ネット6名、市民派5名と組めば過半数を確保できる。
現に、自公で組んだこともあるし、また、社民ネットと組んだことがある。そう言うと、我が自民党は無節操のようだが、中央への意見書では「自公」で一致
するが、地元の課題や義解運営では往々にして立場が異なることがある。、
通常では,福祉関係の課題において、自民党が孤立することが何度か発生している。その他の問題でも、「反自民」で話しがまとまれば、圧倒的な差で
我々が少数派となる。自民党の場合は、一番議員数が多いといっても、我々の好きなようにできるわけではない。それぞれの会派の意見を聞いて、
会議に動向を見ることになる。その対応を誤ると、他派のひんしゅくを買うことになる。