本文へスキップ

町田市議会議員 吉田つとむ

吉田つとむインターンシップ 第44期生 中里叶夢

インターンレポート第12回 中里叶夢(玉川大学3年生)2020.10.22

「清渓セミナー 中川智子氏(宝塚市長)の講義」
 清渓セミナー2日目で特に印象に残るのが中川智子氏(宝塚市長)のお話です。宝塚市では「性的マイノリティに寄り添うまちづくり」に取り組んでいます。2016年5月に同性カップルがパートナーシップを宣誓した際、受領証を交付するための要綱を制定しました。同様の取り組みは全国で4例目であったといいます。

 当時、渋谷区では「条例」の制定に至っていたのに対して、宝塚市では「要綱」の制定にとどまりました。中川市長は「宝塚市での同性パートナーシップに関する条例制定はハードルが高いものだった」と当時を振り返り、要綱の制定後には約2000通の反対メールが届いたと語っていました。議会を通さないため強行的ともとれる要綱制定は独断で進めたという捉え方もできますが、市民に直接選ばれた首長だからこそできた決断と捉えることもできます。同市では2019年3月、条例に性的少数者への差別禁止を明示しました。これは中川市長の決断が議論を活発化させた結果でもあると思います。

 私は多様性を尊重する方針を条例で明示できる自治体を魅力的に感じます。また、転居時にそうした点を重視する方も少なからずいると思います。魅力あるまちづくりと多様性の尊重は切っても切れない関係にあると感じました。


吉田つとむの感想
 第44期生のインターンシップ生の中里叶夢さんが、議員の研修セミナー(清渓セミナー)の講義内容に関心があるとことで、その進行の手伝いを含めて、参加しました。一泊二日の全日程に参加しました。

(講義の全課程が終了後、会場で副実行委員の渡辺政巳さんと一緒に撮影)

 中里叶夢さんは前日の講演では、同じ泉房穂 氏(明石市長)の講義に関して、私とは全く異なる部分に注目してレポートを書いています。
 この日は、調査事項 3 「withコロナの時代を見据えて―地方からの行政改革、議会改革―」
コーディネーター・コメンテーター 福岡 政行 先生(常任講師・白鳳大学名誉教授)
パネリスト 中川 智子 氏(宝塚市長)、ビアンキ・アンソニー 氏(前犬山市議会議長)という、パネルディスカッションがありましたが、私は、その中で、ビアンキ・アンソニー 氏(前犬山市議会議長)に注目して、それを報告としました。中里叶夢さんとは、これらのレポートを作成するにあたって、協議を一切していませんが、意図的に書き分けたとも思える、偶然さ、関心の方向性がかくも違っているのかと言うことに驚きました。今の時代、これくらいの距離感があって良いのではないでしょうか。

インターン体験記   NEXT PAGE⇒

トップページ   詳細版HP

吉田つとむ

〒194-0011
町田市成瀬が丘 1-14-12

サンホワイトE103-13