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町田市議会議員 吉田つとむ

吉田つとむインターンシップ 第46期生 佐々木愛花梨

インターンレポート第4回 佐々木愛花梨(昭和女子大3年生)2020.9.01

「議会の一般質問初日を聞いて」

 本日のインターンシップは、これまでとは動きが異なり、一日いっぱい町田市役所の図書館にて議会のオンライン傍聴をさせて頂きました。

 私が傍聴した議会は全日程5日間のうちの初日でした。個人的に印象に残った議題は3つありました。

 1つ目の議題は、森本せいや議員の「コロナ禍におけるオンライン授業の実現可能性について」で、主にタブレット及びオンライン環境の整備についてと学力格差について話されていました。他の議員の方々との掛け合いの中で、非対面授業に対する懸念があった中、様々な現場の意見を聞いて、あくまで対面の授業を基本としながらもオンライン授業のメリットも見出すことができ考えが変わったということを話されていました。これは私もオンライン授業導入前後で同様の心境の変化があったため、非常に納得できました。また、環境整備については、町田市として各メーカーと時間を要しているということでした。そして、タブレット端末を貸し出すこと以上に、ネットワーク環境自体がないという家庭もいる現状は、とてもすべての子どもに対して平等に授業を受ける環境整備の厳しさが浮き彫りになったとおもいました。学力格差の問題についての懸念はかなりあるようで、進学目前の学年を特に優先的にタブレット端末の導入などを推し進める、といった一方で、これまで挙げてきた課題の他に加えて教師のICTスキルを早急に上げる必要性が出てきているということでした。ICT支援員の増員も考えているとのことですが、やはり教員たちのスキルアップは必須だという状況がよく伺えました。

 2つ目の議題は、大西宣也議員の「コロナウイルス感染者の大まかな発生場所の発表をしない理由について」で、これは誹謗中傷やデマの拡散を防ぐといった意図もあるという解答がありました。そして感染者の人権を守ることも仕事の一つ、と答えていらしたことには非常に感動しました。

 3つ目の議題はおさむら敏明議員の「南町田グランベリーパークについて」で、その中でもスヌーピーミュージアムについての話題がとても興味深かったです。英語学習推進のため、小学5年生対象に校外学習の中に組み込まれているということでした。学校以外の場での英語学習の場の創出と英語に親しむきっかけづくりに際してこの取り組みがなされているとのことでした。私がもし今小学5年生なら、とても楽しく英語に触れあうことがきっとできただろうな、と羨ましく思ってしまいました。南町田の活性化と英語学習推進の一石二鳥の良い取り組みだと思いました。

 議員の皆さんが真剣に各々思っている問題点について議論を繰り広げている姿は非常に考えさせられることも多く、勉強になりました。また、現状の町田及び国の抱える課題についても様々考えさせられる場となりました。

 吉田つとむの感想
 町田市議会の一般質問は、各議員が、定例会(年に4回)ごとに1時間づつ、自由に行政に公開の場で質問できるものです。今回は、31人が5日間にわたって質問しました。
 それぞれが、自分が頭に描くものをテーマを設定して、今回も尋ねました。

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