気温が35度を超え、外にいるだけで汗が噴き出るような猛暑日でしたが、久しぶりの吉田さんのインターン活動を楽しみな気持ちで武相荘に足を運ばせていただきました。白洲次郎のすまいであった武相荘は趣のある竹林を抜けた先に構えており、周りの自然のせいか少し涼しく感じたことを覚えています。
武相荘内は撮影禁止のため、家屋前で撮影。
白洲次郎は、吉田茂首相に請われてGHQとの折衝にあたるような日本政府になくてはならない「従順ならざる唯一の日本人」という人物だった。また、妻の白洲正子は読売文学賞を2度も受賞する随筆家であり、武相荘にも沢山の書籍が置かれた書斎が印象的でした。
茅葺き屋根の邸宅内には、次郎氏のこだわりが詰まった遺品がたくさん飾られており、彼の英国紳士の精神に想像が膨らみました。ルイヴィトンの旅行鞄やハットにハットケース、嗜んでいたお酒やたばこの数々から彼のこだわりと気品を感じ取ることが出来ました。
車庫には、白洲次郎の愛用車
ベントレー・3リッターが置かれている。
併設されたカフェで昼食を取りましたが、白洲家のこだわりのカレーもとても美味しくいただきました。メニューの横に白洲氏のカレーへのこだわりが書かれており、そこに目を通すのも楽しかったです。英国紳士たるものスプーンはスープを飲むためのものだからカレーはフォークで頂くとのこだわりがあったそうなのですが、その頂き方は私には少々難しかったです。白洲氏の気品ある精神と私生活が垣間見ることのできる武相荘に訪れることができ、大変いい勉強になりました。
〇吉田つとむのコメント
松村英美里さんは、私のインターンシップに参加した初めての高校生でした。今年の4月から、大学生になっています。遠方の大学であるため、今回は特別参加の形式でした。元気に大学生活を送っていることを報告してくれました。
*記事の一部が再送されたため、記事を更新しました。
武相荘は、町田市で最も有名な場所ですが、インターンシップの見学先として訪れたのは初めてでした。
この日は、近隣の生田緑地(川崎市多摩区)にある、岡本太郎美術館も訪れましたが、レポートは町田にある施設の記述としました。
岡本太郎と言えば、太陽の塔に代表される、野外に置いた巨大な立体彫像です。
美術館の入ってすぐに置かれたレリーフ
平面の作品(絵画)も多数あります。
手の平の形をした二つの椅子(腰掛)、大勢の人が座っていることが分かります。
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