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町田市議会議員 吉田つとむ

吉田つとむインターンシップ 第49期生 岡本 麻鈴

インターンレポート第5回 岡本 麻鈴花(玉川大学新1年生)2022.03.2

江戸の滑稽展鑑賞」
  
 私は今回町田市立国際版画美術館で開催されている「江戸の滑稽」という展示を見に行きました。この展示では漫画『のらくろ』の作者・田川水泡が収集したコレクションを中心に、幕末から明治へ変わる激動の時代の情勢やその時代を生きる人々の感情を無数の絵師たちがユーモラスに描かれている浮世絵の戯画や風刺画、大津絵などの約140点が展示してあります。

 私は数ある作品の中で歌川広重の戯画「お菊・芋蛸」(画像1)がお気に入りです。


 この作品には、怪談・皿屋敷に登場するお菊が井戸から現れ瀬戸物修理をする焼き接ぎ屋に割れたお皿の修理を頼む場面と、かつては、夜になると蛸が海から上がって芋畑を食い荒らすと信じられていたことから農夫と大蛸が芋を取り合っているところが描かれています。
 こういった恐ろしい怪談や迷信を戯画として表すことでコミカルな内容になる所が面白いと感じました。
 他にも地震の元凶とされる鯰を、震災後の世直しの願望を込めて「鯰絵」として表したりと、昔の時代のまだ多くの原因を解明することが出来ない時代ならではの解釈するためにあらゆるものを擬人化しているところも浮世絵の面白い部分です。
私は浮世絵に元々興味があったのですがこの展示を見てもっと魅了されてしまいました。

   吉田つとむのコメント
 岡本 麻鈴花さん(玉川大学新1年生)の2回目のレポートになります。前回のバンクシー展に続いて、美術館を訪れました。

 本人の専攻に合わせた訪問先の設定です。
 この日は、版画美術館友の会展も同時に見せていただきました。

インターン体験記   

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