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町田市議会議員 吉田つとむ

吉田つとむインターンシップ 第51期生 矢野 拓

インターンレポート第2回 矢野 拓(玉川大学4年生)2022.11.11

「越谷市農業技術センターの見学と取材」

 右が黒田所長さん 左が越谷市議の菊地貴光さん

 今回、私は吉田議員と埼玉県越谷市が運営する農業技術センターを訪問し、職員の方々にお話を伺いました。農業技術センターには、ビニールハウスが全部で4つあり、主にイチゴとメロンの栽培や試験等が行われています。このような施設は、日本全国に40から50か所しかないそうです。今回、町田式新農法のシステムを使ったメロン栽培を行っていると知り、訪問させて頂きました。越谷市で新たにメロン栽培を始めた理由は、イチゴに続いて高収益が期待でき、たくさん収穫できるからだそうです。栽培のサイクルは、4か月で一株から平均30個で、糖度は15度から18度と高いそうです。

 左手の手前は、越谷市議の菊地貴光さん


 ツルの途中の1本のツルが伸び、その先にメロンが実ります

 私は、そもそも町田市の民間企業が「まちだシルクメロン」を開発して、水耕栽培をしていることを知りませんでした。この技術をつかった越谷市のメロンには、つるがないことに大変驚きました。最後に、職員の方々に工夫をしていらっしゃる点について伺いました。メロンは、ビニールハウスの温度を常に18℃に保たないといけないそうです。外気の温度によってハウス内の温度が変化してしまうと、冬作の収穫が下がってしまう恐れが生じます。そのため、近くにあるゴミ処理場のボイラーから70℃の温水を頂き、暖房に活用しているということでした。

 この水槽には、1本の茎から、多数の根が広がりながら伸びている様子が伺えます。
 


 越谷市のHPから転載させていただきました。名称も独自に素敵な名前です。


 イチゴの温室栽培

   吉田つとむのコメント
 第51期のインターン生、矢野 拓さんの2回目のレポートです。今回は、町田シルクメロンの生産システム(町田式新農法)を導入した越谷市さんを訪問しました。私立農業技自術センターの皆さんに大変お世話になりました。独自に、温度測定の自動記録装置を取りつけ、富士通と協同研究をされていました。また、メロン育成のために、炭酸ガスの発生装置を導入されており、町田式新農法メロン栽培を更に改良する意欲があふれていました。

 室内温度測定記録装置


 メロンの育成のため、炭酸ガスの発生装置が設置され、稼働していました。


 黄色やブルーの細長いネットは、屋内に入り込んだ虫を取り込むために設置されている

 越谷市議の菊地貴光さんと同行できた、今後の展望を話し合えたことが幸いでした。

 下段の写真の通り、まずは挨拶です。


インターン体験記   

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