本文へスキップ

町田市議会議員 吉田つとむ

吉田つとむインターンシップ 第55期生 森田 瑛斗

インターンレポート第4回 森田 瑛斗(東京大学医学部6年生)2025.02.13 

「心臓外科の南淵先生を訪ねて」

 本日は心臓外科医の南淵明宏先生にお会いする機会を頂きました。南淵先生は昭和大学横浜市北部病院循環器センター教授を務められており、冠状動脈バイパス手術などの高難度の手術を数多く執刀される日本屈指の心臓外科医です。

 先生にどのような人がよい外科医になるのか伺ったところ、「何者でも可能性はあるし予想はできない、自分自身がそうだったから」と謙虚におっしゃっていました。その流れで、先生の若手育成についても興味深い話を伺いました。まず手術が出来るかどうかを自分で判断し決める、そしてそれを実際に一人でやり遂げる、この二つの段階をクリア出来る医師が成長していくということでした。責任を持つ覚悟と責任を全うする実力が必要なのだと感じます。お話の中で特に印象的だったのは、皮膚にメスを入れることを「地獄の門を開ける」と表現されていたことです。リスクを背負い地獄の中に飛び込んでいく経験を繰り返すことで腕を磨かれてきたのだと思います。

 今回の南淵先生との面談を通じ医師として責任を持つことの難しさを感じました。自分ではコントロールできない要素も多く、多くの人が関わる医療現場では、言い訳を探そうと思えばいくらでもあり、納得感を出すことも簡単だと感じます。しかし、あおりを受けるのは常に患者さんです。先生はそうした中でも患者と真に向き合い、責任を果たされてこられたのだと思います。先生の医師として取り組む姿勢に非常に身の引き締まる思いです。



吉田つとむのコメント
 南淵先生は、以前に人の紹介で、講演をしていただいたことがあります。それが、今回は一人の学生を相手に、面談依頼を引き受けていただけないかと厚かましくお願いいたしました。もちろん、私のためではなく、学生を対象にお話していていただきたいと言うものでした。
 心よく引き受けていただきました。感謝の気持ちでいっぱいです。
 今回のインターン生は、今年で学生生活を終え、この4月から研修医として働く予定になっています。その間の期間で社会勉強をする目的で、吉田つとむのインターン生になっているもので、大学では経験できなかったこと、遭遇することが無かった人と出会いを作りたいと思っています。
 上記の本は、南淵先生が書かれたものをいただきました。まずは、文庫本から読ませていただきくことにしました。

インターン体験記  PREV PAGE⇒ 

トップページ   詳細版HP

吉田つとむ

〒194-0011
町田市成瀬が丘 1-14-12

サンホワイトE103-13