町田市議会議員　吉田つとむ

インターンレポート第5-1回　森田　瑛斗（東京大学医学部6年生）2025.02.14　

「町田市保健所を訪問、視察見学」

　保健所の役割について説明をしていただいた後、保健所と町田市健康福祉会館を見学させていただきました。町田市の保健所は都内唯一の政令市保健所で母子保健やがん検診などの市の保健所の業務に加え、感染症対策や精神保健といった元々東京都が担っていた業務も2011年より運営しています。市の単位で業務を行うことでそれぞれの市の特徴を生かした運営が出来るというメリットがあります。町田市では地区ごとに年齢の分布などの違いがあるそうです。また、保健所の業務も民間の医療機関に委託するといったケースも増えているようです。以前は保健所で検査などを実施することも多かったそうですが、時代の変遷とともに保健所の役割も変わってきているのを感じます。国や都の方針はどのように反映していくのか伺ったところ、推進されている政策を実行することで補助金が出るようになっており、予算という形で動機付けがなされているとのことでした。母子保健ではデジタル化の活用も進んでおり、LINEを用いて予約なども出来るようになっています。利用者にとって利便性が向上する一方、問診表はスクロールをしないと全部見ることが出来ないため、医師にとっては紙の方が一目で分かりやすいという側面もあるそうです。そういったデメリットもありますが、高齢者でもLINEを利用する人が増えており、デジタル化へ加速的に進んでいくタイミングに差し掛かってきているようにも感じます。

吉田つとむのコメント
　医療政策に関して重要な役割を果たす町田市保健所を訪ねました。職員の人の中には、医師の資格を持った人もいて、その立場から話を伺いました。

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