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町田市議会議員 吉田つとむ

吉田つとむインターンシップ 第56期生 渡部 結衣

インターンレポート第7回 渡部 結衣(大妻女子大学1年生)2025.08.29

ボタンの博物館」を見学

今回のインターンでは「ボタンの博物館」を訪問しました。見学の冒頭で「ボタンは生活文化に根差したミニチュアの工芸品である」という説明を受け、これまで単なる日用品と考えていたボタンに工芸的な価値があることを知り、大きな興味を抱きました。

展示室には多種多様なボタンが並び、貝やガラスを素材としたもの、刺繍が施されたものなどがありました。サイズとしては、ブローチのような大きく華やかなものから、衣服にさりげなく使われる小さなものまでと幅広く、ボタンの持つ表現力に驚かされました。

特に印象に残ったのは、18世紀のイギリスのボタンでした。このボタンは、フランス革命の勝利を記念して作られたもので、当時、税によって農民を苦しめていた貴族や教会を風刺しながら、象牙の板に裏から繊細な絵を描き込むという高度な技術が用いられていました。





このボタンにまつわるストーリーから、ボタンは、単なる装飾品を超えて、時代の思想や人々の感情を映し出す存在であったことを実感するのと同時に、当時の職人の技術力の高さに深く感銘を受けました。
さらに、有田焼のボタンには七福神が描かれており、日本の「和の美意識」が小さなボタンに凝縮されていることにも驚かされました。

今回の見学を通じて、ボタンが単なる留め具ではなく、時代や文化を映す芸術品としての側面を持つことを学び、とても貴重な体験となりました。 


吉田つとむのコメント
 私も初めて訪れたボタンの博物館でした。そもそも、ここを訪れたのは、NPO法人ユニバーサルファッション協会と言う団体で、ユニバーサルを取り入れたボタンが開発されているアイリス株式会社の商品に接することから始まったものです。



 ボタンの形状が丸ではなく、片手で摘まみやすいように出来ています。

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