今回の質問では、参考資料(八王子市 年齢別の個人市民税額や納税義務者1人あたりの個人市民税額)を添付していますが、
(1) 八王子市はそれを公表しているが、それを承知しているか
同様な資料を
(2) 町田市が公表しない根拠はなにか
資料をご覧のように、
(3) 公表して、数値を数表表示や、表計算ソフト等で活用できると考えるがどうか。
答弁では、八王子市の資料は知っている(事前に質問をする前に、資料提示を行っている)かの問いに、知っているというものでした。ただし、その資料を公表しているのは、多摩市域の中で八王子市だけで他市はやっていないと付け加えがありました。
町田市が公表していない理由は、「それを作成していないから」というものでした。
(3)についての明快な答えは無く、町田市は他に様々の方法で納税状況などを把握しているというものでした。
そこで、再質問では、八王子市の資料を読み込んで私から説明する方法を採りました。
八王子市が発表する資料(平成30年)によれば、人口で最も多いのは、44-47歳(マックス45歳9360人)、次いで68-70歳(マックス68歳9282人)、次いで20歳ー22歳(マックス21歳8051人)となっています。
個人の納税市民税の納税額では、納税者44-46歳(マックス44歳6813人ー単価174798円)、57-59歳(マックス57歳4283人ー単価58歳206895円)、もう一つの山が68-70歳(マックス68歳4373人ー単価104983円)となっています。
個人市民税の総額では、1位:46歳1,149,123千円、次いで2位:52歳1,103,375千円、代表的な世代で30歳総額391,415千円単価96,574円、70歳総額447,437千円単価102,318円となっており、納税者では70歳が30歳より,総額も個人でも多くの額を納めています。
この数字の読み上げは正しいでしょうか、と問いました。資料を渡しているので、特徴的な数字の部分の読み上げが正しかったかどうかを尋ねたもので、数字を否定しようが無い点を強調するために、この確認を行いました。
![](https://yoshidaben.jp/wp/wp-content/uploads/2024/06/自席発言3.jpg)
ここで明らかにしたように、納税者では70歳が30歳より,総額も個人でも多くの額を納めています。少なくとも、高齢者を若い人が支えているとは言えないという点を明らかにしました。
こうした数字を明らかにした理由は、「年寄りは消えてもらいたい」という若者主張が平気で生まれていることに対して、空虚な感想で納税を見るのでなく、実際の数字で比較をして、現実を見ることが必要だという論拠を示しました。
この数字から、年齢を数年重ねて、年代ごとに見たり、あるいは、この数字表を毎年作成をしていき、それらを表計算ソフトを使って、グラフ化すると、さらに新たな数字が出てくるものと思われました。
なお、一般質問の中には、時間の関係で入りませんでしたが、以下の特徴的な数字から、以下の51歳の年齢の時には、いかに特徴的なことが発生したかを思い浮かべることになりました。
この表を見ると、51歳が特徴的な数字を示しています。その51歳は6624人、前後の年齢より、約2000人前後ど少なくなっています。納税者数では約1500人前後ほど少なくなり、市民税総額で約2億円前後ほど少なく、個人の市民税額だけは、この数字を折れ線グラスで表示すると、右肩上がりの線を示すだろうと思っています。
さて、平成30年でこの51歳というのは、どの歳の人たちでしょうか。
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吉田つとむHP 町田市議会議員 吉田つとむ
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