インターンレポート第17回 筑波大学４年生 松村英美里 （第45期生）
インターン体験記：「東京博物館のカルティエ展と東京都庭園美術館の夢 二展を鑑賞」をアップ2024.07.17しました。大学4年生が学業と進路が順調なことを知らせてくれました。その日は、久しぶりのインターン研修を施設見学としました。
今回は、東京国立博物館の表慶館での「結 MUSUBI」展と東京都庭園美術館にて「YUMEJI」展に足を運びました。東京国立博物館での展示では、カルティエと日本の関係を読み解くことのできる一次資料が数多く展示されていました。日本の植物紋をモチーフとしたブローチやブローチの原案たちは、日本の文化に着想を得ていたであろうという跡を見ることができました。西洋家紋の動物モチーフとの違いの認識が確かにあったと理解できました。
つぎに、竹久夢二展に向かい、日本的な書画から西洋的な絵画への変遷にあたる「大正ロマン」を感じることができました。代表的な美人画から、東京での初展示となった『アマリリス』など貴重な油彩画を見ることもできました。夢二の興味関心が海外に向かい、実際に外へ飛び出していった経歴は、作品に如実に反映され、アップデートされ続けていたことが、時代毎の展示により、とても分かりやすかったです。一方、農作業を行っている婦人モチーフの絵など、夢二の日本での「生活の中の美」の意識がよく分かるものもありました。様々な芸術作品を鑑賞し、大変勉強になる充実した時間を過ごすことができました。
吉田つとむのコメント
4年生になった松村絵美里さんが久しぶりに訪れました。この日は、東京博物館のカルティエ展と東京都庭園美術館の夢二展を鑑賞しました。方や世界的に有名な装飾デザイナーのカルティエと、夢二の幅広い絵画を堪能しました。
松村さんは、着実な年月を重ねて来ています。
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