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若者育成の街・交通文化都市

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2022.6.10 定例会:市議会の代表質疑の内容について

 今期の代表質疑の形式は、どの会派においても、基本的に市長の市政方針の内容を、その項目ごとにページ数を示し、項目名とその質疑趣旨を記載した内容を会議に示しました。つまり、予算に直接言及するものはどの会派にも見られませんでした。*「無所属」の会派だけは、「代表質疑」のほかに、1名の「個人質疑」者を入れ、予算質疑を1項目行いました。制限時間は、総時間になるのですが、その必要性に基づいて行ったものです。 質疑発言では、どの会派においても、その質疑を行う背景、あるいは理由を述べる形式で進められました。なぜ、「そのことを尋ねるのか」と言うことを明らかにするためのものと解しました。

 なお、この日のインターン体験記のリンク *写真は別の日に撮影したもの
 2022.6.10 インターン体験記 第11回 上野 竜空(中央大学4年生)

 発言は大会派順に行われるので、「無所属」の会派のように、小会派ほど後の発言となります。よって、小会派においては、大会派と同じ質疑を行っては存在価値が薄まるので、他に問わなかった項目を推定して選考し、あるいは事前通告した範囲の中で新たな視点からの質疑でなければなりません。
 
 ざっと各会派の質疑項目を眺め、それぞれの発言を聞くと、上記をそれぞれに満たした内容になっているように思いました。発言要旨提出の締め切りはどの会派も
同一ですので、他と比較検討することはできず、発言の彩で自派、代表者の特徴を表すようにされています。事前の原稿作成の重要性が高くなるわけです。

 まず、町田の街づくりを問う質疑が目立ちました。特に、モノレール延伸を問うもの、あるいは中心市街地の発展を問うものが目立ちました。

 次に、子ども世代の育成に関する質疑が件数では目立ちました。東京都が設置する児童相談所の見込みや目的を問うもの、あるいは学校配置の再編を問うものが賛否の対称性を含めて目立ちました。新たに事業をスタートしようという中学校給食の建設内容を問うものも目立ちました。「(仮称)子どもにやさしいまち条例」の目的や趣旨を問うものも特徴的でした。

 地域の課題では、鶴川駅、及び相原駅周辺開発推進がその地域の発展の裏付けにどのように確実につながっていくのと問いが出ていました。

 福祉の分野では、「地域福祉コーディネーター」の役割、位置づけが問われました。また、世相的に「パートナーシップ制度」の話題がその推進の立場から質疑がありました。なお、「選ばれる町田をつくる会」においては、関連質疑を行うものがありました。内容は、「パート―ナーシップ制度」の導入の意義を再度問うものでした。それをその比率の少なさからの視点で問うものであり、、その推進に疑問を投げかけるものと察しました。

 市長が推進する芹ヶ谷公園に(仮称)国際工芸美術館を中心とした、その公園の「芸術の杜」構想を問う質疑がそれぞれの立場から行われました。

 行政のデジタル化の進展を、その推進の立場から多数が問いました。

 会派「無所属」においての代表質疑は、他に見られない、町田駅周辺に整備するとする交通ターミナルの具体的な計画と取り組みを加えていました。また、新たなごみ処理施設であるバイオエネルギーセンターのバイオガス化の意義を広めることも問いました。
 *追記:市議会の代表質疑の内容について2022.6.10の「の内容」を追記しました。
#市議会代表質疑,#市長答弁,#多摩都市モノレール延伸,#中学校給食センター整備,#(仮称)国際工芸美術館,#地域福祉コーディネーター,# 交通ターミナル,# 「芸術の杜」構想,#無所属会派,

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