「生体認証と国の情報管理 」
以前訪れた自治体・公共Week2024では、関心を覚えた企業がさまざまありました。
その中で特に印象に残ったのは、RAONという韓国企業の生体認証の展示です。
こちらの企業では、生体認証をマイナンバーカードの本人確認に用いることができるのではないかと考え、現在はその売り込みを行っているそうです。
韓国の企業ということで韓国の生体認証と個人情報の関係についてもお伺いしました。現在、韓国でも、日本のマイナンバーカードのようなものがあるそうです。しかし日本とは違い、スマホに登録してあるため、デジタルで管理しています。また、それぞれの機関が個人の情報をバラバラに持っているため、個人情報となる書類が必要となった時、自分でそれぞれの機関に随時申請をする必要があるそうです。そのため韓国では、日本のマイ
ナンバーのように政府が個人情報を一括管理しているわけではないので、個人で自分の情報を扱っている、という感覚が強い、とのことでした。各機関に書類を申請する際、日本と同様マイナンバーカードを用いるそうですが、その際に生体認証(指紋や顔等)で本人確認を行っているとのことでした。
他国の個人情報の扱いというものを実際に外国人に聞くということは初めてだったため、さまざま驚く点が多かったです。説明をしてくださった方が、TOEICなどの資格を、マイナンバーなどと結びつけできるのではないか、という話をしていて興味深く感じました。
リンク「8-1 自治体・公共Week2024で見たイベントの特徴ー企業の営業活動」
吉田つとむのコメント
酒井さんには、自治体・公共Week2024の見学で一番気になったブースの展示を尋ねました。将来の自分に照らして、問題意識を強めてもらいたいと思います。その意味では、8−1と8−2では視点を変えて見る、あるいは焦点を複数設定してみることを求めました。
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