「阿部知子衆議院議員と面談」
小児科医(東京大学医学部)で衆議院議員の阿部知子議員とお話をさせて頂きました。

またガザでの戦争についての話題にも及び、ガザ地区の傷病者を受け入れるメディカルエバキュエーション(医療避難)を行うことの必要性を語っておられました。ガザでは病院の多くが攻撃を受け、きれいな水や電気へのアクセスや医療物資の供給も不足しており、被害は停戦となった今も拡大していると考えられ、迅速に国際社会で協力して対応していく必要があると感じます。
また地方の活性化において、「産業」「教育」「医療」の3つが欠かせないというご指摘をされていました。自分自身も大学に通う中で、研究をサポートする環境が不十分であり、多くの先生や学生が苦労をしているのを感じます。「教授の仕事は研究ではなく、予算を獲得することだ」などということを言っている人もいました。現在の仕組みでは“有望な”研究にのみ予算が割り当てられるようになっており、未知の分野に挑戦することの出来る体制が整っていません。アカデミアのレベルが一度下がってしまうと、立て直すことは容易なことではありません。長い目でアカデミアを国で支えていくことが欠かせないと感じます。また地方の大学を中心に新たな研究が進むことで、新たな産業創出の機会や地域の教育水準の向上につながり、地方再生につながっていくのではないかと考えます。
〇吉田つとむのコメント
阿部知子衆議院議員には、趣旨を述べて面談申し込みをすると、ご快諾いただき、この日の面談となったものです。ある種、あらゆる関係を振り返り、必要なことに絞り、面談を依頼するものもありますが、ダメな場合も相当あります。自分の経験はまた別の機会に記しましょう。
ちなみに、阿部知子衆議院議員とは同じ世代、同じ時代をくぐり抜けてきたものです。とにかく、激しい争いの時代でした。違いは、私は長くローカルにいて、大半が小さい組織や運動体に参加し、あるいは大きな組織にある時は、その末端で活動してきました。ただし、人生を経てからは、議会会派の幹事長や議長も務めてきました。いずれも最小組織にいた時です。
阿部知子衆議院議員は、比較的に小組織にあり、大きな組織にあっても、ポジション的に中央にはなく、そうしたものに距離感を持っているのが特徴のように見えました。
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