本文へスキップ

町田市議会議員 吉田つとむ

吉田つとむインターンシップ 第55期生 森田 瑛斗

インターンレポート第12回 森田 瑛斗(東京大学医学部6年生)2025.03.19 

「日経新聞鈴木亮編集委員(日経電子版初代編集長)と面談して」

玄関内が撮影しにくく、車寄せ前で自撮りしました。焦点が自分には合ってしませんでした。

 本日は日経新聞本社に伺い、編集委員の鈴木亮氏とお話をさせて頂きました。
 スマートフォンの登場によりメディアの形もここ10年で大きく変化しました。それを踏まえ質問をさせて頂き、日経新聞の現状や記者にとって大切なことを教えて頂きました。まず初めに、日経新聞の強みを伺ったところ、電子版の存在とイギリスのフィナンシャルタイムズ買収などによるグローバル力を挙げられていました。電子版を導入するのが2010年と他社と比べても早かったため、発行部数の減少にもかかわらず、売り上げ面では伸びているとのことでした。また、フィナンシャルタイムズにインターンシップという形で社員を送ることで、海外で活躍する記者を育成することも以前より容易になっているとおっしゃっていました。
 記者として結果を残していくためには何が必要か伺ったところ、特に人脈が重要で、ノウハウ(Know how)ではなくノウフ―(Know who)が大事だというお話は非常に興味深かったです。「人と会うのが嫌いな人は記者になれない」とも語られていました。十分な前提知識をもとに、情報がどこにあるのかを考え、自分の足で稼ぎに行くという地道な積み重ねが大切なのだと感じます。また、電子版の紙版との大きな違いとして挙げられていたのが、記事のアクセス数が分かるためにどの記事が注目されているのかフィードバックを得られるという点です。人気な記事を把握し、傾向を分析することでより一層読者を増やすことが出来るのだと思います。一方読者によりすぎてしまうがために、記事の内容に偏りが生じたり、伝えなくてはならないことを伝えることが難しくなったりしてしまう恐れもあると感じます。メディアのバランス感覚がより一層問われる時代になるのだと思います。

日経新聞本社に到着して、玄関前ですぐに撮影したものです。

吉田つとむのコメント
 この日、大手メデイアの一つである日経新聞社を訪ね、編集委員である鈴木亮氏と面談の機会をセットしました。鈴木亮氏とは同氏が学生時代から縁があったもので、長年のお付き合いになります。その間、年上の私が彼に与えたことはなにもないのが現実ですが、その間に縁が切れることなく現在まで続いています。鈴木氏の人柄と言えましょう。
 その間に、鈴木氏は自身が望んだとおりに経済メディアの中に身を起き、絶えず努力して現在までの確固たるポジションを重ねた人材です。そのことは鈴木亮氏が日経電子版の初代編集長を務めたキャリアからも伺えるものでした。
 という側面も外せないですが、私には彼の学生時代からの物事に対して「事件の核心」をつかむ天性が備わっているように感じた事があり、今に至るも、彼の活躍の基本になっているように感じています。

インターン体験記  PREV PAGE⇒ 

トップページ   詳細版HP

吉田つとむ

〒194-0011
町田市成瀬が丘 1-14-12

サンホワイトE103-13