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町田市議会議員 吉田つとむ

吉田つとむインターンシップ 第55期生 森田 瑛斗

インターンレポート第14回 森田 瑛斗(東京大学医学部6年生)2025.03.26 

「株式会社町田予防衛生研究所を訪問」

 町田市を本拠とする民間企業であるか株式会社町田予防衛生研究所に伺いました。町田予防衛生研究所は食品の検査や検便、コンサルティングなど食品衛生にかかわるサービスを多角的に展開している企業で、全都道府県で取引を行っています。給食サービス(学校、メディカル施設、事業所食堂、寮など)や保育園・幼稚園、卸売り・小売りなどが取引先となっており、規模も様々だと伺いました。食品衛生にまつわる知識や企業の取り組みについて教えて頂いた後、実際に検査をしている様子や検便の検査を行う機械なども見学させて頂くことが出来ました。

 食の「安全」「安心」とは一体何かというのは時代や地域によっても変わっていくもので、そうした中でニーズを捉えながら食品衛生に取り組むというのが企業のモットーだとお話しされていたのが非常に印象的でした。
また、お話の中で、1990年代に日本からフランスに輸出したホタテガイから基準値以上の貝毒が検出されたことに起因して、一時は日本産水産物の輸入がEU全体で全面的に禁止されてしまい、結局ホタテガイの再輸出まで2003年までかかってしまったという事例を紹介していただきました。食の安全が担保されていないと思われてしまった場合には企業だけでなく国家全体にも大きな影響を及ぼし得ることを知り、食品衛生の重要性を痛感しました。食品を適切に管理しているということを客観的に証明するということの需要の高さがうかがえます。町田予防衛生研究所が今後どのような事業展開を行っていくのか注視していきたいと思います。


吉田つとむのコメント
 町田街道沿いにある、株式会社町田予防衛生研究所を訪ねました。かなり以前からあるビルであり、壁面に社名の看板があったのですが、これまで訪ねる機会を逸していました。医学部学生の森田瑛斗さんがインターン生を希望してきたことで、改めて、株式会社町田予防衛生研究所をネットで調べてみました。医師を目指す人は、この町田予防衛生研究所の事業内容を知っておいた方が良いだろうと思い、見学をお願いした次第です。コロナの例からも、公衆衛生分野の取組に際限は無く、かつ、その取り組みが医師や保健所に留まらず、民間企業が果たす部分が大きくなっていくのだろうと思いました。
 この日に、この訪問が森田瑛斗さんのインターンシップの修了日程となりました。森田瑛斗さんは、この間、医師の国家試験を受験し、みごと合格を果たし、大学も卒業式を終えました。4月1日からは、第3次医療機関の研修医となって働くことが決まっています。そこで、自分の専門分野を決めるための勉強を続けることになりますが、他方で「医師」として大きな社会的な責任を持った仕事も始めるわけです。
 森田瑛斗さんの仕事ぶりに大きな期待を持っています。

 今回、医学部学生の森田瑛斗さんが吉田つとむのインターン生に参加することになった事で、これまでの訪問先から新たな施設や事業所を加えることになりました。私にとっても勉強になっています。多くの皆さんにこのレポートをご覧いただきたいと思います。
 3月26日、町田市庁舎の2階食堂のテラスで、最後の昼食は取りました。

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