「横浜美術館の企画展」

横浜美術館の1Fは、佐藤雅彦展のピタゴラスイッチの導入部となっていました。
同日の午後、横浜美術館で開催されていた企画展示、【佐藤雅彦展 新しい×(作り方+分かり方)】を訪れました。
ピタゴラスイッチなどを考案した佐藤雅彦さんですが、湖池屋やネスレ・ミロのCM、ゲーム「I.Q」の原案、子供学習の番組なども手掛けてきました。
それらを今回の展覧会で展示解説していたのですが、全体の印象はやはり「楽しく、分かりやすい」というものでした。

言葉ばかりのうんちくでも作品ばかり展示しただけのものでもなく、鑑賞を通して理解を深めたり知識を得られるよう、学べる展覧会をテーマに計画されたのだと感じました。
印象深い展示は数多くありましたが、広報物や広告デザインに関することへ目を向けたインターンを学ばせていただいている身として、佐藤雅彦さんの手がけたCMの解説ゾーンのことを書きたいと思います。
佐藤雅彦さんの手がけた数多くのCMには、どう視聴者の目を引くか、どう視聴者に商品のことを印象付けられるかということを、作り方から考えていると紹介されていました。
音で印象付ける方法、ミクロの世界を使った方法など……その作り方にどういったアイデアを足すか、というものです。

湖池屋のCMにてフレーズを繰り返す方法を使うとして、アイデアはなんとするか。監視カメラに映った主婦が売り出したいスナック菓子の名前と特徴を呟いている。事件に関係していたその映像を刑事が二度巻き戻し、同じフレーズを自然な流れで視聴者に刷り込みます。ドラマ性も兼ね備えた印象深いCMがこうして作られたのだという説明を展示会で見た時、展示会のサブタイトル【新しい×(作り方+分かり方)】の意味を理解し、佐藤雅彦さんの深い作りの世界を感じた展覧会でした。
吉田つとむのコメント
�吉田は用件が重なり、企画展示、【佐藤雅彦展 新しい×(作り方+分かり方)の展示は見ることなく、外しました。そこで、横浜美術館の収蔵展示の感想を述べていました。特に、ロバートキャパや沢田教一に惹かれました。
横浜美術館で意外にも戦争写真を見る、ロバートキャパと沢田教一の作品2025.08.12
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