町田市議会議員　吉田つとむ

インターンレポート第5回　渡部　結衣（大妻女子大学1年生）2025.08.20

「職員による議員への質問内容ヒアリング」

　今回のインターンシップでは、市役所職員の方々による議員からのヒアリングを体験しました。特に文化スポーツ振興部の職員の方々からは、「国際工芸美術館」で展示予定の作品に関する取り組みについて伺いました。そこでは、有名工芸品の由緒や歴史に関する吉田議員からの質問にとどまらず、展示品がどの程度の集客力を持つのか、さらには作品を寄贈する企業側には「地元に貢献したい」という思いが込められているのかといった視点からも質問までもが展開されていました。また、町田市により深くゆかりのある人物の作品を取り扱うべきではないかという意見や、町田市が所蔵する工芸品が他の美術館に展示された際の情報発信は十分に行われていたのかといった文化・芸術にに関する広範な問題意識も示され、行政の対応の幅広さに大変驚かされました。

　私は、政治家や行政と聞くと「政策」や「制度」といった直接的な政治課題を中心に取り組むという印象を抱いていました。しかし実際には、文化や芸術といった市民生活を豊かにする分野についても真剣に議論が重ねられており、その重要性を再認識する機会となりました。今回の経験を通じて、行政が担う役割の多様さと、地域社会における文化的資源の活用のあり方を深く考えることができ、大変貴重な学びを得ることができました。

吉田つとむのコメント
　インターン生の渡部さんは、議員の1日につきあいました。会議が開かれるまでの間にどんなやり取りがあるか、見てもらいました。

インターン体験記　　PREV PAGE⇒　

トップページ　　　詳細版ＨＰ