この二日間(1月15日、16日)東京ビックサイトの展示会を視察見学した(ファッション雑貨展、化粧品展)2025.01.16の日程でした。町田~東京ビックサイトの道のりは利便性が高くなく、往復の時間を相当要するものです。それは、町田からお台場方面にいく時は、一旦都心を経由する必要があるためです。

さて、視察見学したものは、ファッション雑貨展、化粧品展と出しましたが、正式には、第8回ライフスタイルWeekとCOSME Week 2025 TOKYOと題されています。さらに、それらのなかは、関連する分野の複数の展示会を組み合わせた内容になっていました。

大きな視点で見ると、大メーカーの展示ブースはなく、中小メーカーと一部大企業の子会社の出展となっていました。また、雑貨と化粧品の双方の展示会とも、国内メーカーに限らず、韓国、台湾、それに中国のメーカーがひしめき合ってブースを展開していました。
また、国内、国外メーカーともOEM及びODMのメーカーが多数出展しているのも特徴でした。
OEMは、委託企業が製品の設計や開発、組立図に至るまで用意して受託企業が製造のみを担当するものであり、委託企業が商品開発力を持っている必要があります。
ODMは受託企業が製品の開発から製造に至るまですべて担当し、委託企業は販売のみを担当するものでした。委託企業が商品開発力を持たなくても、販売力を持ち、優良商品を仕入れることができれば、可能になります。
第8回ライフスタイルWeekとの展示会では、「推し活グッズ」という存在を初めて知りました。また、インバウンド客を対象にしたグッズも多数が展示され、販売する企業が無数にあることがわかりました。さらに、OEM(及びODM)の形態による事業化している企業所が、この二つの分野だけでもこんなにあるのかと驚いました。

また、化粧品展でも、OEM(及びODM)の形態の企業が無数に並んでいました。思うに、化粧品に関しては、ブランド力を持っているか、つければ、製造を自社で行わなくてもできるのでないか、そのように思えました。さらに、海外ということですが、韓国メーカーの数と商品の多彩は中国を圧倒しており、こと化粧品においては、韓国は日本の中で定着している様相を感じました。これは、2-30歳台への浸透が功を奏したのでしょう。その意味では、中国メーカーはそこまで進出できていないと思えました。
他方で、化粧品の原材料、OEMの製造では日本の製品が多数中国で作られている実感もありました。この先、東南アジアの企業もたくさん出てくるのだろうと思いました。もちろん、その時、日本が日本が果たして魅力あるマーケットなのかと言えば、正直、不明だと思いました。
さらに、容器やパッケージの製造となると中国企業が圧倒しており、おそらく、日本企業の存在は限られたものになっているのも知れないと感じました。
なお、気になったブースの個別報告は改めて行います。
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[…] この記事は、 二日間(15日、16日)東京ビックサイトの展示会を視察見学した(ファッシ… の中のブースの中で足を止め、話を聞いたり、じっくり観察したものを中心に掲載しました。 […]
[…] この記事は、二日間(15日、16日)東京ビックサイトの展示会を視察見学した(ファッシ… の中で、「推し活」というコーナーを巡っての見学報告です。 […]