週末の株価下げの影響と人の気持ち2024.8.04を書きました。
この数か月間の株価の大幅上がりを見ると、元値に戻すような大幅な下がりが起きたわけでもないのに、日銀の政策金利の引き上げが原因だと各所から総批判の様相でした。
政治家も幾人もの人が今回の週末の株価の下がりが発生したことで、日銀の政策金利の引き上げに批判的な意見やクレームを出していました。
他方で、学者の上山信一 慶応大学名誉教授(経営コンサルタント)は、今回の株の下落に至って冷静な視点を述べています。(冒頭のX記事と私のコメント文)
これまでのマイナス金利の導入は異次元の緩和路線の下で延々とごく今日に至るまで推し進められたものでしたが、海外の諸国の金利がことごとく上昇する中で、日本だけ別の方向に行くのはよほどの根拠があるか、結果が期待値通りであったという背景が必要です。この間、物価の上昇はありました。賃金の上昇も一部に置きました。一方で、企業の収益が上昇したものも起きました。ただし、消費が全般として拡大するということがそこまで及ばない状態が続き、むしろ消費の減退が起きている。いずれ、賃金が上昇する、消費が拡大すると繰り返しても、実際には企業の収益高は上がっても、事業の先行きが見通せないとして賃金が物価の上昇に見合う上昇を見ることはないことが続いてきました。
ここにきて、日銀の金利の引き上げが行われました。予測されたことでした。伸ばし伸ばしになってきたことでした。それで株価が下がるのであれば、これまでの株価が単に水ぶくれであったということでしょう。
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