モスクワ進軍を止め、ベラルーシに向かうことになったワグネルのプリゴジン氏のその後の動向が注目を浴びてきました。2日近くその動静で明らかにしなかったことで、欧米メディアから(その生命を含めて)音信不通を期待されていたプリゴジン氏でしたが、本日音声メッセージ発信を発信したニュースが伝わりました。2023.06.27
この種のニュースで一番の例は、朝鮮労働党の金正恩総書記でしょう。しばらく、ニュース発信しないと死亡した、病気で入院した、捕らえられたなどなどの情報がアメリアと韓国で発信され、日本に届いた際には、もう、確定的な情報として伝えられ、その筋の評論家がまことしやかに今の挑戦状況を述べ、将来予測をしてくれます。日本では、逆に総理の動静が官邸の記録で明らかにされますが、子息のもとに若い親族が集まり、ご乱行をしていても、官邸に来客は無かったと記録されるのは、この間に、国民がその再現を見た通りでした。
本日、「ワグネルのプリゴジン氏 SNSで新たなメッセージ 居場所は不明 | NHK」と言う速報が出た時点で、私は「自身やワグネルの安全な移動を確保することが優先するわけであり、居場所を明らかにしないのは当然なことでしょう。」とツイートしました。
他方で、プーチン大統領は同氏の他方で罪を問わないはずが処分をする模様の報がありました。一般的には、ずるいやり方ですが、プーチン大統領は情報機関(旧ソ連KGB)の出身ですので、嘘は当たり前の世界とも言えます。そこが、お互いの約束事を第一とする軍人や政治家との違いでしょう。
もちろん、今はロシアの大統領という政治家が職業ですので、ベラルーシのルカシェンコ大統領や、プリゴジン氏と約束したことを自ら破るような恥ずかしいことをしたくはないでしょうが、プーチン大統領を取り巻く人材との関係で自分の弱さを見せたくないという邪心が後から出てくる可能性が高くなるでしょう。
思うに、政治家は後から別の事情を取り繕って、相手と約束したことを破るようなあり方では信用を全て失ってしまうでしょう。
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