宮崎県新富町の電子投票選挙投開票の視察観察3速報(2026.03.1)を書きました。この記事は、宮崎県新富町の電子投票視察報告2速報 (2026.03.01)の続きです。
ここでは、改めて、候補者の紹介ポスター(町長選は無投票、町議選は男女各1名)の方々が戦う一騎打ちでした。視察者、観察者にとって、この選挙が電子投開票方式であることで関心があり、この両者に敬意を示すものでした。ここ両者の片方がかければ、無投票となって、そもそも選挙が無いからです。
選挙の結果を先に言いますと、
投票総数3663票
屋宜 直美 候補 新人 2517票
松下 幸史朗 候補 新人 1034票
で、屋宜 直美候補の当選と言う結果でした。おめでとうございます。

まず、投票締め切りが午後6時となっていました。通常は午後8時です。それから、投票データのUSB,SDカードをケースに収めて、投票所に持ってくる行程に入り、まず、隣接する第1投票所の投票データを入れたケースと、不在者投票の投票用紙が投票箱に入れて持ち込まれました。この段階は順調で、開票時間の午後7時をはるかに前にした時間で到着し、テーブルの上に置かれました。

続いて、投票データを入れたケースのカギが開けられ、投票データのUSBとSDカードが取り出され、封印が解かれました。USBが計算するデータで、SDカードは予備データとして取り扱われます。
開票は、紙とUSBが別のテーブルで開けられました。紙の投票は100名ほどであったと思います。手作業のみで、数字が確認されていました。一方の、USBデータが読み取り機を通じてパソコンに移されていきました。
投票総数の問題
こうした経過を見ると、計測を始めて10分か、15分で、投票結果が発表されるのではないかと言う期待が見学者に起きました。
ところが、なかなか得票結果の発表がなされず、途中で、投票総数の訂正が行われました。3662票とされたものが3663票とされ、その理由の説明がなく、釈然としないものでした。

開票結果の発表のスピードについて、
この日の京セラと新富町選挙管理委員会(新富町総務課)の説明で、電子投票の開票は紙の開票に比べ、USBの読み取りスピードから各段に早くなる印象を参加者は等しく受けていました。それは、得票結果が選管委員長から得票数が発表されるまでに相当数の時間を擁しました。何かのトラブルがあったのではないか、どこに問題がありそうか、責任者から途中経過の説明が欲しかったというのが実感です。この、開票作業の進行、内容に関するものが全く途中経過が説明されない進行方法が一昨年の大阪府四條畷市の電子投開票選挙の結果発表の経緯と同じような傾向を起こしていると思わせました。
吉田つとむが気になったのは、紙の投票用紙の区分け作業が、2人のみで進行している点でした。2人でやるから二重点検なのか、一体で行うならばそうとは言えないのでないだろうかと思いました。特に数が少ないだけに、ダブルチェックでカウントされるべきではないかと思っていました。
この文章を書いている間に、朝日新聞 2026年3月1日 20時53分電子投票、開票作業は22分 職員も大幅減 宮崎・新富町議補選の記事が発表されていました。申し訳ないが、あまりに中身がない記事と言えましょう。

開票結果の発表内容(記載事項)について、

この資料を見ると、電子投開票選挙で実施された実態が見られません。電子投票の特徴として、「疑問票を無くす」という課題があり、電子投開票を採用すると、その疑問票が一掃されるというものですが、その優位点が全く示されていません。電子投票では、白票=「投票せずに終了する」を選択するという選択肢があります。その得票のすべてが無効得票数に入れられていますが、これでは電子投票の意義を世間に知らしめる意味が半減してしまうのではないでしょうか。疑問を呈したいと思います。これは、電子投票システムを開発提供した京セラの意図なのか、それとも新富町選管の判断ルールか、確認していませんが、是非、事態を明らかにしてもらいたいものです。

そこには、大勢のマスメディアの皆さんがこられていましたが、この疑問は起きなかったのでしょうか。不思議です。
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