6月9日にウクライナとロシアが、25歳未満および重傷を負った捕虜の交換を行ったという。複数日を要する日程となっているが、今回はこれまでの最大規模であることも説明されている。この間の捕虜交換の人数を思い返すと、毎回相互が同じ人数をそろえているので、今回も同様であろう。その結果から見ると、軍の兵站部隊、後方部隊が捕虜の長期的な保護を行っている上で、交換に当たっては厳密な事務手続きを行っていることがうかがえる。
6月2日にウクライナとロシアが直接交渉で、捕虜の交換と遺体の返還が合意したと言われていたが、実らなかった。ロシアは当地で待機する状況で、ウクライナ側はロシア側が不誠意とし、ゼレンスキー大統領がロシアを汚い政治的なゲームをやっているとして、非難していたものである。
ウクライナとロシアの間の停戦や休戦は、なかなか進んでおらず、ウクライナや欧州がロシアをたびたび非難していることであるが、ウクライナ国内では、ロシア軍が東部4州以外にも侵攻を図っていることがロシア側の発表からうかがえる。また、ウクライナによるロシア領九ルクス州の侵攻は、ウクライナ軍の撤収とロシア軍による兵站によって収束を見たようである。
九ルクス州で確保されてキーウに連行され、大々的に宣伝された朝鮮軍の兵士はわずか2名であっただけであったのか、あるいはウクライナ軍がどこかに大量の捕虜を隠し持っているのか今のところ不明である。ただし、ウクライナ側が朝鮮軍の参入を大々的に多角的に報じており、世界のマスメディアに登場した2名だけであった可能性もあるわけである。
上記のように、ロシアはウクライナ国内における戦線をさらに拡大し、いわゆる緩衝地帯を設ける意図を明らかにしている。こうした地域では、戦闘がさらなる過激さを見せるだろうし、前線であることから捕虜や戦死者の発生はさらに大規模のなる可能性もある。つまり、片方では捕虜の交換と遺体の返還の交渉、さらにその実行を図る中で、新たな捕虜の発生と戦死者が生じているのである。
こうした人の死をの連環状況をして、消耗戦という言葉を聞いてきた。この消耗戦にあっては、次は無く、ただただ、今を戦いぬく兵力を保持し、ドローンをはじめとする武器をそろえる以外に無く、かつ、その消耗戦についていく国民を組織化する以外に無い。ロシアはウクライナと比べ、その国力を有していると当事者と非欧米勢力は判断しているのではないだろうか。もう、世界の状況判断は、欧米が描いたとおりに事態が収束することにはならないという見方をしているのではないだろうか。
それは、G7の威信と国力の低下に他ならないと考えている。
ウクライナとロシアは、捕虜の交換を行った、次は戦死者の遺体の返還となるが、これを反故にすることはできないだろう。これまで、アメリカさえ仲介という結論を出せなかったものが現在までのところ、トルコが場を重ね合わせたと言えよう。
世界には、まだ動きを示していない中国も残っている。
この捕虜交換、戦死者の遺体の返還の直接交渉とその結果の成果がウクライナとロシアの停戦、あるいは休戦につながっていくのではないか、そうしたかすかな期待をもたらしてきたと言える。
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