本日の健康福祉常任委員会は、議案第119号に関して、町田市民病院の白内障手術の拡大(多焦点眼内レンズ)をするものを審査しました。議案名は、「町田市民病院使用条例の一部を改正する条例」でしたが、全員賛成で可決となりました。
町田市民病院は、白内障手術で、単焦点眼内レンズに加え、多焦点眼内レンズも取り扱うことになった。
手術代と単焦点眼内レンズ相当額分は保険診療になるが、単焦点眼内レンズと多焦点眼内レンズの差額を払うことになり、多焦点眼内レンズの装着者は相応の費用がかかるとのことでした。
2024年4月1日から手術開始予定とされていますが、この手術を行う病院は現在限られており、市民病院の医療の質を上げる点からも意味があるというものでした。
私は白内障手術をすでに行っている(町田市民病院で手術)ものですが、経験がない、単焦点眼内レンズを多焦点眼内レンズに切り替えることに関して、質疑をしました。単焦点眼内レンズを多焦点眼内レンズに代える場合、手術技術としての問題はなさそうですが、車の夜間のライトなど外部からの光のまぶしさが増すなど適用の具合は個人的差異が起きる可能性はあるとのことでした。
前議会から継続審査となっていた、請願第15号 加齢性難聴者の補助器の購入の助成を求める請願は、本日、行政側から町田市医師会と協議した事項に関して追加の質疑を行い、採決に入ることを確認しました。 結果は、多数で採択ということになりました。また、「付帯意見はつけない」としました。
その表決では、共産党の佐々木委員が賛成討論し、他に反対討論がないと確認し、吉田つとむは下記の趣旨の賛成討論を行いました。
「加齢性難聴者の補助器の購入の助成を求める請願」に賛成の立場で討論。
まず、趣旨採択の立場で賛成討論しますと述べました。
理由は、高齢者の 就労率のアップ 健康維持・日常生活環境の改善アップが必要であることはだれしも認めることだと思います。
市の健康診断職員検査を見ていると聴力検査を実施しているが、同様に、
1.国保の健康増進の施策として、成人検診の改善(同様な聴力検査を加えること)が必要と訴えました。
個人的にソフトでしらべるのでなく、(健康診断という場)で他人が器具を使う客観的な方法で、聴力の検査ができ、難聴の発生の的確な発見につながるものである。と述べました。
なお、町田市は加齢性難聴者と認知症発症との関係でエビデンスが形成されていないとしていますが、請願では、認知症予防の一つの効果的な要因としか挙げておらず、加齢性難聴自体の予防、発見を重視し、
その難聴者の日常生活改善を大きな要素に挙げています。 とも述べなした、
2. 難聴の早期対応のための補聴器補助のことでは、
国に先行する施策がいくつもの自治体が実施しているが、これまでも多数の施策で地方が先行し、国の政策判断が変更される例がいくつも起きている。よって、町田市も補聴器補助を行うのが妥当である。
町田市も補聴器補助を導入し、高齢者の 就労率のアップ 健康維持・日常活動アップが、国保、介護保険の健全運営のためにも必要がある。と述べました。
他の議案の記載は省略します。
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