町田市はICT教育に重点を置くとしているが、文部省の学習指導要領に基づく検定教科書の導入をどのように計っているかを尋ねました。私は、従前から、デジタル教科書に関心を持っており、教科書会社の見学研修、先進地学校の視察を通じてその勉強を重ねてきました。スタート時には、電子黒板メーカー(電子情報ボード)で独自の研修会を設定し、また、それを積極利用する学校の視察を2006年当時から所属会派全員で学ぶ機会を設定してきました。電子黒板(電子情報ボード)の採用は、各校に配備が進んできましたが、デジタル教科書の採用が無く、デジタル教材がそろえられておらず、その利用が極めて限られています。つまり、先生が教科書や副読本を口頭で説明し、黒板に説明を書いて、ある意味旧来の授業が行われています。
なお、デジタル教科書とは、文部科学省の説明によれば、「学習者用デジタル教科書とは、紙の教科書の内容の全部(電磁的記録に記録することに伴って変更が必要となる内容を除く。)をそのまま記録した電磁的記録である教材です(学校教育法第34条第2項及び学校教育法施行規則第56条の5)。このため,動画・音声やアニメーション等のコンテンツは,学習者用デジタル教科書に該当せず,これまでの学習者用デジタル教材と同様に,学校教育法第34条第4項に規定する教材(補助教材)ですが,学習者用デジタル教科書とその他の学習者用デジタル教材を一体的に活用し,児童生徒の学習の充実を図ることも想定されます。」と記しています。要するに、紙の教科書が全て、電子データになったものです。クラウド上に置かれることもあります。
一般の企業では、パソコンとプロジェクターを使った説明が大半になっています。また、zoom等の会議システムを使って、資料をネット上で示しながら、各端末部門が双方向で情報発信ができる時代になっています。#ICT教育,#文部省,#学習指導要領,#検定教科書,#先進地学校の視察,#電子黒板メーカー,#電子情報ボード,#デジタル教科書,#町田市議会議員,#吉田つとむ,
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