参議院選挙が近い。本日は、選挙管理委員会が夏の参議院選挙の比例代表に関する説明会を開催したという。そのためか、立候補予定者の動向が慌ただしい。その一環か、その予定者のリーフレットがポスティングされていた。そこに、私には奇妙と思える言葉があった。その人物は、超有名政治家の「右腕」と自ら書いている。その当事者は重要人物なのだろうと推測される。
私が出た都議選の時も、候補者の中で、自分のことを超々有名政治家の「右腕」というような表現と記載していた人物がいた記憶がある。
思うに、そうした超有名人や超々有名人は、「千手観音」のような人物なのだろう。右腕が500本あるのだろう。いや、正確には、「十一面千手観音」のような人物なのだろう。つまり、顔まで10個以上あるのである。しかし、皮相的に言えば、小なりと言えども「頭、あるいはてっぺん」を目指すのが若者の特徴と思うが、それは現実を見る姿でなく、老人のセンチメンタルなのかも知れない。
ところで、ひな人形では、多数の人は、右大臣の方が偉いと誰が思っているだろうか。そうしたことは決してない、昔の人は皆、右大臣は左大臣より官職では下になるのは常識であろう。天子を支えるのが左大臣であり、その左大臣を補佐する立場だと理解するものです。考えるに、「右腕」と名乗る人は、意外と謙虚なのかもしれないと思い返した。
でも、いろいろな文を見渡してみると、「右腕」という言葉は、「左腕」をさほど意識しないで使われているようにしか思えない。物事は対であり、天子を佐治するのが、政治家の理想像というべきものであろうし、今は民主国家であるので、天子は国民を指すものと理解したいと思い、地方政治にあっては、住民を佐治する気持ちを持ち続けるべきだと思っている。
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