4期連続TOP当選 吉田つとむとは?

過去各種選挙に15回立候補し、8勝7敗する。直近の令和4年の市議選に出て勝利し、4期連続トップ当選。個別対応形式のインターンシップが好評で若者育成を図る。自民党を排除された後、現在まで完全無所属、支持政党なし。6期目に議長も務めて改選し、7期目に町田市議選史上最高票を獲得。さらに、8期目は7期目を上回る史上最高票9206票を達成。議会内では「無所属」に参画。ユーチューブ「発見動画チャンネル」を運営。零細企業営業マンを務め、政治経験が長い。ネット関係の著作、講演もある。

ビジュアルサイト

政党誕生・発展・盛衰1、参政党のトラブルとサラリーマン新党の破綻の経験2023.12.29

政治問題
サラリーマン新党創業時、崩壊の始まり

 政党誕生・発展・盛衰1、参政党のトラブルとサラリーマン新党の破綻の経験2023.12.29を書きました。国政政党では、無からのスタートが共通しており、その盛衰に関して参政党もサラリーマン新党の轍を踏むのではないかと思っています。

 参政党は先の参議院選挙で1議席を得、比例区の得票で2%以上を獲得し、政党要件を満たしました。私の政治的な経験の時代にはなかった政党交付金が誕生しました。国政選挙で2%以上の得票を獲得すれば、政党要件をそれだけで満たすことになり、その政党には年間で億に達する交付金が入ってきます。国政に参画しようと思った時期とは比較にならないお金が毎年振り込んでくるわけです。

 この政党を生み出すためには、参議院選挙で10人以上の候補者を立てる必要があり、衆議院選挙ではそれが25人以上だったと記憶しています。立てるだけではだめで、先の2%を占める必要があり、並大抵のことではないものです。参政党の場合も10人に人を擁立するのは大変なことであったでしょう。現在の党首、参議院議員の神谷宗幣副代表から代表になる経緯で松田学代表が辞任しているわけですが、外部的には理解しがたい、説明がなされない中でのものでした。また、参議院選挙で10人以上の候補者を立てたのですが、その中で比例区候補は5名でしたが、その中の他の3名は名簿から削除の対象にされており、政党としては他から不信の目で見られるほかないと言えるでしょう。その3名は、武田邦彦氏(TVによく出る学者)、赤尾由美氏(赤尾敏の姪)、吉野 敏明氏(歯科医師・歯学博士)らが中枢から離れたり、あるいは、比例名簿から削除される事態が発生しており、サラリーマン新党が崩壊に至ったケースより、より早いペースで内紛、混乱が生じています。基本的には参議院議員が1名、衆議院議員がゼロ、他に県会議員をはじめ、地方議員が100名の政党になっています。その選挙の点ではサラリーマン新党の組織展開より健全と言えますが、地方議員が何人に増えようと、マスメディアの評価で国会議員1名にはかなわず、ましてや、とってつけたように国会議員が集まっただけで、政党のTV討論会に参加できるようになり、その扱いの差が参政党に期待を寄せた人にはその気持ちを希薄にさせる状態に陥るでしょう。

 人の心は移ろい易いであり、かつ、意図的であれ、結果的にであれ、創業の参画を得たものが自分もその恩恵に浴したい、自分も国政に政治家になって、先頭組(参政党では一人)に伍していきたいと思うのは当然の成り行きですが、現実は、それを成功者が追随組を阻害する行為に出るもので、サラリーマン新党が踏んだ轍を、今度は参政党が歩もうとしています。

 もちろん、今度の統一地方選挙で地方議員になった人物の中から、次の参議院選挙、あるいは衆議院選挙の候補者を決めることは可能でしょうし、選挙戦もできるでしょうが、創業の苦労をした人物を守れなかった、離反をまねした事実は覆い難く、次の国政選挙ではそれがスキャンダルと持てはやされるでしょうし、参政党が政治的な実績を上げたという大きな話題を耳にしたことがなく、最終的にはトラブルだけの評価が定着することになるでしょう。政党の毛色でいうと、参政党は右翼、右派に分類されるでしょうが、日本維新の会がそこでは地盤を築こうとしていますし、新興の日本保守党が国政選挙で名乗り上げる可能性があり、それらはリーダーが大きな発信力を有していることで、参政党は3年を待たずして、干からびてくるのではないでしょうか。サラリーマン新党の創業時の候補者の一員になり、その党事務局員としても議員と他の創業メンバーが骨肉の争いを演じるように至った経過を、自分もその相克の中で、自分で選挙を組みたるという衆議院選挙に出るという選択肢をしながら、彼らとは距離を置いていきました。当時は活動も生活も破綻していた状態ですが、その後に生き延びる道が持てました。
実態もほとんどない組織にしがみつこうというスタンスは、幾度となく、繰り返すことでしょう。ある面、創業は易く守成は難しと言えると思います。
 #参政党,#サラリーマン新党,#創業は易く守成は難し,#創業メンバー,#党事務局員,#政党交付金,#国政選挙候補者,#内紛と混乱,#町田市議会議員,#吉田つとむ,
 吉田つとむHP        町田市議会議員 吉田つとむのブログ

コメント

  1. […] […]

タイトルとURLをコピーしました