Japan IT Week見学③ハードウエアのエリアで気になったブース2024.04.27を書きました。大半の時間はソフトウエアのエリアの見学に費やしましたが、ハードウエアのエリアも少し見て回りました。
一番に気になったのが、ソード( SORD)と言う名称のブースでした。記憶ではパソコンの黎明期に独自技術で人気を博したメーカーでした。表計算が得意とも聞いていましたが、自分が表計算を必須とすることが少なく、その機種を買うことなく過ぎていきました。私自身は文書作成の用が多く、文字書きが下手だったので、ワードプロセッサーを愛用しました。それも、ハンディータイプでフロッピーディスクに書き込みができるもの(沖電気が唯一販売した機種)を当初に買いました。その後もワープロ専用機の上級種を買い換えましたが、パソコンになじむのが遅くなりました。
そのころ、世間はパソコンをソフトで操作し、企業ではワープロや表計算を行う時代に変化していました。そうした思いを瞬時にめぐらしましたが、ソードと言う会社はそうした時代の波を読み切らず、企業自体も萎んだり、吸収されたり、元の名前に戻ったりしながら、昔の繁栄は戻ることが無かったようですが、今も存在しているし、ハードウエア開発、販売の世界で生き続けていました。
他に、中国のパーツメーカーが並んでいました。「深圳」と冠した企業が多くありましたが、様々のコンセントやスイッチ類が並んでおり、おそらく、こうしたパーツ製造分野では日本の出る幕は無いのだろうと思いました。もっと極論すると、これらも中国が得意とする分野ではなく、もっと高次化したハードウエアの製造やアメリカに対抗できるソフトウエア開発が中国が指しかかっている段階ではないかと思いました。
耐水性を見せていたスマホメーカー
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