以前から3者の激戦と予想された京都市長選挙は、直前になって、村山 祥栄氏が実質架空の政治資金パーティーを何度も開催していたことで、維新や国民民主などの推薦が取り消しとなり、松井・福山両氏の戦いとみられてきました。結果は、松井氏が最後に切り抜け、初当選を果たしました。
開票結果は次の通りでした。
当松井 孝治63無新 177454(自公立、後で国民も推薦。元民主党参議院議員)
福山 和人62無新 161203(共産、れいわ。弁護士)
村山 祥栄45無新 72613(当初、京都党+維新、国民、全て推薦取り消し。)
二之湯真士44無新 54430(前京都府議、自民党の支持なく完全無所属を標ぼう)
高家 悠35諸新 2316
(投票率41・67%)*吉田注:推薦支持は府連レベルも本部と同じ記載)
さて、この選挙結果を経て、どのような判断ができるかと言えば、松井氏以外にも後の3者が勝利と見なされるでしょう。
それは、それぞれの当事者や支持政党の見地をネットで閲覧すると以下の通りです。
福山 和人氏は、最後まで当選を目指し、マスメディアの報道も互角とみていたので、惜しかったという判断が当事者、支持政党の共産党のコメントからうかがえますし、いくつかの点で、接戦の結果となったことをその陣営から見ると、反共産党キャンペーンがとても強力だったという中で善戦したと結論です。つまり、「京都市長選挙で共産党パージは成立しなかった」というだけで実質勝利ととらえている感があります。つまり、共産党にとってみれば、これからの衆議院議員選挙を戦えるかどうかが主目標というもので、戦いの足場が確保できたと判断しているでしょう。そうした出葉だけ言うと、単なる批判とされるでしょうから、「次の市長選挙の展望もあると陣営は評価している」と他からもみなされます。
村山 祥栄氏はどうかと言うと、政治資金ハーティーの件はミスとして、政策は正しかったという判断がそのユーチューブ動画の言葉からうかがえます。維新などが推薦取り消しをする中でこれまた善戦したとみなしていると見えるものです。村山 祥栄氏はまだまだ再起の道を提起していくのでしょう。
また、維新の元大阪市議で参議院支部長の飯田哲史氏は様々な課題に発言され、今回の京都市長選挙でも、注目すべき次のように発言されている。
最後に、二之湯真士氏は、父親が自民党の元参議院議員で大臣も務めた人物で、前回の参議院選挙で引退されました。今回のご子息の京都市長選の立候補に関して、自民党を離党された記事を目にしました。実際にこれで二之湯真士氏は政治的にフリーハンド。今回完全無所属と名乗っておられますが、自民党以外はどの政党に移っても異議は出ないでしょう。もちろん、今回自民党とタッグを組んでいた民主党の無いかも知れません。もちろん、政治にぜっちは無く、絶対にないことは無いが本当のところではないでしょうか。
そうした点を考慮すると、今回の京都市長選挙の上位4候補者には敗者が見当たらず、今後の政治的な戦いを考えると、当選者は含めて、上位4名がそれぞれに勝った不思議な京都市長選挙と結論づけることができます2024.2.7
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