4期連続TOP当選 吉田つとむとは?

過去各種選挙に15回立候補し、8勝7敗する。直近の令和4年の市議選に出て勝利し、4期連続トップ当選。個別対応形式のインターンシップが好評で若者育成を図る。自民党を排除された後、現在まで完全無所属、支持政党なし。6期目に議長も務めて改選し、7期目に町田市議選史上最高票を獲得。さらに、8期目は7期目を上回る史上最高票9206票を達成。議会内では「無所属」に参画。ユーチューブ「発見動画チャンネル」を運営。零細企業営業マンを務め、政治経験が長い。ネット関係の著作、講演もある。

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統一地方選挙について①地方選挙運動一般と立候補者2023.03.20

選挙

 

選挙運動期間の設定
 今年の4月(一部に3月から)は全国的に統一地方選挙があり、議員には関しては、前半の選挙として道府県会議員と政令市議会議員の選挙運動期間は3月31日から始まり、4月8日までが運動期間の終了となっています。選挙の投票は翌日の9日に実施されます。
他方で、後半の選挙として一般市の議員(長も同じ日程)の選挙運動期間は4月16日から始まり、4月22日までが運動期間の終了となっています。選挙の投票は翌日の23日に実施されます。町村議(長)の場合は、選挙運動期間は4月18日から始まり、終了は一般市(長)と同じ日程(4月23日投票)になっています。   

ただし、選挙の当事者にしてみれば、その日から活動をスタートして、果たして、初期の目的を達成できるものとは思えないでしょう。その一番の理由は選挙運動が短い上に、期日前投票の実施が順次進展しており、当事者の選挙運動が本格化した時点では、少なからぬ有権者の投票行動が終了しているということが旧来との変化となっていると言えましょう。

もちろん、立候補届を提出しただけで、人数が満たずに当選した事例もありますし、あるいは、ライバル陣営に事故や棄損があって、当選する例も中にはあるでしょう。
あるいは、選挙運動が不十分にしかできないにも関わらず、なぜか当選する例もあるでしょう。どんな状況であろうと、当選は当選であり、それはそれまでの運動が根を張っていたか、あるいは決断としての立候補したことによる成果と言えましょう。

準備運動期間
 上記にある(激烈な選挙運動期間の選挙運動が行われない)ことは稀です。大半は激しい選挙戦の結果、当選が訪れるものです。いや、それ以上に、十分な準備を行った上で、その仕上げとして選挙運動が十二分に終了することで、当選と言う栄冠が授与されるものと思います。
 選挙はその日程が決まっているにも関わらず、多くの選挙で、「もう少し、選挙運動期間があれば、(当選の)目標達成が出来ていた」という反省がもたれる例があります。ただし、それは単なる負け惜しみです。
 選挙の王道は、当事者が十分な集票力を日常から積み重ねをして、選挙の日には他の追随を許さない圧倒的な差をつけて当選することでしょうし、あるいは、他のライバルに立候補を断念させることが究極の目標とされるものではないでしょうか。
 つまり、選挙と言いつつ、「戦わずして勝つ」のが選挙戦の王道ではないかと思うものです。次いで、「圧勝」が次善の選挙道でしょう。
 今回の統一地方選挙でも、1人区、2人区では、選挙運動の届け出締め切りを持って、定数通りの立候補数で「当選」と言う選挙区が見られるでしょう。1人区であれば第一党の候補者が当選し、2人区であれば第一党と第2党の候補者が並んで当選するという事例をよく目にするものです。あるいは、選挙と言っても、対立候補に泡沫候補が出る程度の場合があり、そうした意味では、これらの候補者こそ万全の準備態勢を整えた人材と言えましょう。

選挙結果
 他方で、政令市である相模原市議選においては、4年前に得票数が同数となって、抽選で当選員が決まった(中央区)という例がありました。さらにその4年前には、同じ相模原市議選(南区)では、当選と落選の間に1票の中に3人が競い合ったという例がありました。異議申し立てがあり、選挙の当選を争う裁判となって、当選者が入れ替わったという例がありました。最終的な当選者にしてみれば、それが決定してからの議員であり、他方は途中で議員であることを強制終了させられるわけですから、それらの心境は計り知れない苦悩が伴うものでしょう。ことが選挙ですので、それらが明るみの中で進行されるので、気が弱い人はそもそも参加を見送るべきものと言えましょう。

 さて、統一地方選挙で最も一般的な、一般市(中核市を含む)の議員選挙はどうあるのかと言う話です。

 例えば、30人前後の議員定数の場合、旧来の立候補数は定数を超えて、1-2割多くの候補者が立候補する程度でした。つまり、それオーバーした人が全部当選したとしても、落選者が1-2割となるに過ぎません。逆に、その1-2割の候補者がオーバーする程度と言いましたが、その中には、同じ政党や地盤の候補者が入れ替わるだけで、本質的な現職議員の落選者は数人に過ぎない場合が大半でした。

 それでは、今回の選挙では、なにが新しく変わるのでしょうか。
 次に検討してみたいと思います。
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コメント

  1. […]  統一地方選挙について①地方選挙運動とネット広告のPRについて2023.03.21を書きました。統一地方選挙が近まるにつれ、「選挙用品やツールの必要ないか」というPRがメールや郵送で送って来たり、現職議員では議会の議員ポストに投函される回数が増えてきます。最近で最も目立つ会社は、イチニ株式会社(選挙ドットコム)のPR活動でしょう。 先に説明しておきますが、私はボネクタを早期に使っていたのですが、その後、キャンセルをして、現在まで使用していません。理由は、以前のことですが、この会社の社員が尊大で社会(選挙を含む)常識を欠いた態度を示したからであり、会社の体質も少なからずその傾向があったためです。政治家は金が儲かることや自分の得票が増えるような成功を目標の上位に置くのではなく、自分が人の役に立とうとするスタンスを重要視するものです。物事が自分に有利になりそうだから、あるいは金銭的に得をしそうだからで、自分の行動を決定するような真似を決して取らないというのが、吉田つとむの信条とするものです。 なお、この記事は、統一地方選挙について①地方選挙運動一般と立候補者2023.03.20 の続きです。 […]

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