統一地方選挙における当選証書渡し考2024.4.26を書きました。ネットの時代になって、選挙運動だけでなく、当選者への当選証書渡しのことまで、いろいろ情報が発信されています。
自宅や事務所に選管職員(あるいは、市の職員)に当選証書が届けれる議会があることがわかりました。
→町田市議会は、1994年(平成6年)の選挙まで、当選証書を自宅(事務所)に、町田市の理事者(元の助役、今で言う副市長)が届けてくれました。恐縮しましましたが、後から考えると、物理的広範囲に配って回ることはできるわけなく、市長自体も同時選挙であり、何かの思惑があってのことだったからかも知れません。思うに、市長とはあまり関係が芳しくなく、その助役が市とのパイプ役であったように思います。
その後の2期目(1998年:平成10年)からは、市議会の委員会室(全協が開ける広い部屋)となり、新庁舎建設後は、行政の会議室?で当選証書が渡されています。コの字型に議員が当選順に並びますが、現在36議席です。その前に、市長当選者が座り、先にその市長当選者から手渡しされ、現市長は自分が当選証書をもらうとさっさと退室していきます。「もう、帰っちゃうのー」と言ったことがあります。以下のその光景を映した写真は、地元紙の記者が取材の写真を撮影しますが、この1枚、1社(武相新聞)のみです。
今年は、記者がその日は多忙で、選挙の投開票日の夜、大勢が判明した時間に、記者が訪れて、当選証書渡しに取材に行けないので、その場で当選写真を撮りたいというものでした。前回も同様であしたが、妻以外に誰も事務所におらず、と言うか、開票を見に来る人が最近来ないというものです。記者氏は今回も前回同様なのであきれていました。感動が無い選挙事務所です。
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ところで、今回の他自治体で新人議員などの書き込みで、当選証書の入れ物が不要ではないかと言う意見がありました。確かにそうかも知れませんが、市議会議員選挙(区議会議員選挙)は市民に選ばれた現職なものであり、一度も選ばれない人も、あるいは1-2度しか選ばれない人もありますし、その責任感を感じるものであり、それだけの重みがあっても良いかなと思います。どうしても無駄と思う候補者や市民がいるのなら、当選証書をパソコンで作成、そのデータをPDF化して送ってあげれば大半の手間が無くなるのではないかと考えるものです。デジタル時代なので、データの方が便利ではないでしょうか。
私自身は、世の中が変わっても、選管委員長から恭しく当選証書を頂くことを持って、市民から選ばれた実感を持つものです。
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吉田つとむHP 前町田市議会議員 吉田つとむのブログ
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