オリ・パラ委員会は橋本聖子会長（参議院議員）を始め、女性の委員が就任し、新たな装いを示しています。
そのオリ・パラ運営にあたっては、東京都の意向も含めて、外国人客を入れないで開催する案を基本に、IOCに伝えられると見られています。
ただし、この開催方法は、従来から委員を続けてきた山口 香さん（オリンピック銅メダリスト、全日本選手権10連覇）が再三提起してきたことです。コロナの終息が見込めない中、オリンピックの東京大会は無理、どうしてもやるなら海外の客を入れるべきではないというものでした。
現状、日本は海外からの新規入国を停止した状況であり、オリンピックで数十万人の人が世界中から集まれば、コロナの第4次感染は避けがたく、その後にどのような苦難が訪れようが、なんとしても「オリンピック開催」にこだわる東京都の小池都知事にしてみれば、「聖火リレー」実施、開会式にこぎつけるためには、経済の苦境脱出より、オリンピックだけは開催された、コロナに打ち勝ったという評価を得たいのでしょう。
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