4期連続TOP当選 吉田つとむとは?

過去各種選挙に15回立候補し、8勝7敗する。直近の令和4年の市議選に出て勝利し、4期連続トップ当選。個別対応形式のインターンシップが好評で若者育成を図る。自民党を排除された後、現在まで完全無所属、支持政党なし。6期目に議長も務めて改選し、7期目に町田市議選史上最高票を獲得。さらに、8期目は7期目を上回る史上最高票9206票を達成。議会内では「無所属」に参画。ユーチューブ「発見動画チャンネル」を運営。零細企業営業マンを務め、政治経験が長い。ネット関係の著作、講演もある。

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雨の日の読書:「未完のファシズム」(片山杜秀著)2020.7.15

行動
本日も「未完のファシズム」を読みました

 長雨の続く日の読書です。今回は「未完のファシズム」(片山杜秀著)2020.7.15を読み始めました。2012年の作で、同じ年に3か月後には3刷となっており、相当の人気があったのでしょう。人によっては、私がこの間、自衛隊の陸将補まで務めた松村劭氏の「戦争学」の本を何冊か読んできましたので、合わせて、一体に何を始めたのかと気になる方もあるでしょう。

 さて、「未完のファシズム」では、戦前の戦争で、第一次世界大戦における日本のかかわり、日本軍の行動が書かれています。私は、若干、その当時の戦争に関して承知していますので、出てくる文語体の資料部分の読みづらさはありますが、全体にはスムーズに読んでいけそうです。日本は、日清戦争、日露戦争で勝利を得て、朝鮮を支配下におい、それを併合しています。また、中国の東北地方では、遼東半島まで進出するつもりでいるのですが、列強(主要には、ドイツやアメリカ)の動きがあってそれほど芳しくない経過を取ってきています。

 日清戦争、日露戦争では、大国を相手にして良く勝った、海戦を除いて、日露戦争の白兵戦の印象が強い日本軍ですが、第一次世界大戦に参加した日本軍は、そのイメージとは全く異なった、物量戦、最新兵器の果てなき投入であたっと片山杜秀氏は、資料をいくつも出しながら、述べています。

 ところが、第2次世界大戦(太平洋戦争)になると、日本軍は精神力が優位に扱われ、物質主義は薄らいでいきます。端的な言葉が、「日本人はなぜ天皇陛下万歳で死ねたのか」がありますが、これは日清や日露で叫ばれたのではなく、時代が下がれば下がるほど顕著になったと記していますが、一般には、「ほんとにそう?」と言われてみれば、特攻隊のことを多くの人が思いだすでしょう。#雨の日の読書,#未完のファシズム,#片山杜秀著,#日清戦争,#日露戦争,#第一次世界大戦,#白兵戦,#戦争学,#町田市議会議員,#吉田つとむ,
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コメント

  1. […]  日本は、日清、日露の戦争を経て、欧米列強に続く国威を示しました。日本軍が強力になったと言えましょう。ただし、国力が強くなったと言えるかと言えば、そこまでは全員がうなづくものではなと言う点では、誰しも共通しているのではないでしょうか。雨の日の読書を続けています。 […]

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