町田の図書館活動をすすめる会と言う団体から、アンケートを受けました。以下は、質問と回答(文)を掲載いたします。
回答者名:吉田つとむ 回答日:2022 年2 月7日
【問1】市立図書館のあり方についてお聞きします。
(1)町田の図書館はどうあるべきだとお考えですか。次のうちお考えに近いものの番号をすべて右の【 】内にお書きください。【 】
①インターネット等により必要な情報が容易に手に入るので、図書館の必要性は相対的に低下している。いま以上に充実させなくてもよい。
②市民の知的活動を支えるインフラとして欠かせないものであり、サービス空白地域を解消するために、将来的にはさらに館数を増やすなどの充実が必要である。
③市の財政状況等を考慮すると、指定管理者制度など民間の力を活用した運営を行う必要がある。
④市民の知る権利や読書の自由を保障する施設であり、効率化を図りつつ市が直営で運営すべきである。
⑤資料提供や読書推進よりも、多様なイベント等による賑わいや交流の拠点としての機能を重視すべきだ。
⑥ベストセラーや文庫本などではなく、市民が購入しにくい高価な本を中心に揃えるべきだ。
⑦市民が必要とするあらゆる資料・情報を無料で提供するのが公立図書館の使命である。
⑧図書館職員には専門職としての司書を採用・配置する必要がある。
⑨図書館職員の専門性はそれほど必要ないので、必ずしも司書である必要はない。
⑩その他(⑥としいたが、選択肢が多岐過ぎる。それらを一律に○×で選択させるのは不合理と思う )
(2)現在、町田市立図書館の図書購入費は市民1 人当たり76.6 円(2020 年度)で、東京の市区部で最低(多摩各市平均の3 分の1 以下)です。こうした現状をどうお考えでしょうか。お考えに近いものを1つ選んで、右の【 】にお書きください。 【 】
①早急に大幅な増額をすべきだ。
②せめて多摩地域各市の平均まで増額すべきだ。
③今後の財政運営等を考慮すると、当面低くても止むを得ない。
④可能ならさらに圧縮する必要がある。
⑤その他(②としたいが、「せめて」をカットされたい )
(3)2020 年2 月に教育委員会によって策定された「効率的・効果的な図書館サービスのアクションプラン」では、現在8 館ある図書館のうち2 館の廃止、残りの図書館についても指定管理者制度化(民営化)を順次進めるとされています。これについて、お考えをお聞かせください。該当するものを1 つ選んで右の【 】にお書きください。【 】
①現在の社会情勢では止むを得ないので、「アクションプラン」通りに進めるべきだ。
②「アクションプラン」のうち、すでに実施済みのものは一定期間後にその成否を検証
することとし、それ以外は改めてプランの妥当性を再検討すべきだ。
③「アクションプラン」自体を白紙に戻し、新たな図書館振興プランを策定するべきだ。
④その他(変更した教育委員会の指標は、ことごとく再検証されるべきである )
【問2】学校図書館のあり方についてお聞きします。私たちは、小中学校における教育にとって、学校図書館の充実と活用が急務であると考えます。しかし町田市では、20 年前に各学校に有償ボランティアの図書指導員を配置したのみで、現状は他の自治体と比べて機能や環境面で大変後れを取っていると言わざるを得ません。そこで、市長として特に力をれるべきとお考えの取り組みを、次の中から3 つまで選んで下の【 】にお書きください。
【⑤】 【 】 【 】
①学校図書館の図書購入費を十分に措置する。
②司書教諭がしっかり学校図書館に関われるように教員数を増やす。
③図書指導員の待遇を向上させるとともに、従事時間数や日数を多くする。
④図書指導員の代わりに、専門的知識や実践経験のある学校司書を公募、配置する。
⑤デジタル時代に即して、学校図書館もICT 活用に対応できる環境と人材を整える。
⑥その他(自分が市長に出ているわけでないので、市長が何に力を入れるべきかと記載するには至らない )
その他、図書館政策についてお考えがあれば、以下にお聞かせください。
図書館については、移動図書館の機能を充実させることが町田市にとって有用だと思う。また、図書館は、職業の能力を見つけたい人に無料で対応できるようにする分野を開発するべきでしょう。とりわけ、氷河期世代と、コロナ世代で就業が十分に果たせなかった人たちへの支援が必須の事業と考えています。
以上
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吉田つとむHP 前町田市議会議員 吉田つとむのブログ
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