4期連続TOP当選 吉田つとむとは?

過去各種選挙に15回立候補し、8勝7敗する。直近の令和4年の市議選に出て勝利し、4期連続トップ当選。個別対応形式のインターンシップが好評で若者育成を図る。自民党を排除された後、現在まで完全無所属、支持政党なし。6期目に議長も務めて改選し、7期目に町田市議選史上最高票を獲得。さらに、8期目は7期目を上回る史上最高票9206票を達成。議会内では「無所属」に参画。ユーチューブ「発見動画チャンネル」を運営。零細企業営業マンを務め、政治経験が長い。ネット関係の著作、講演もある。

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町田のおカイコさんの展覧会を見学2023.08.18記

用語の説明

 昨日は、町田のおカイコさんの展覧会を見学しました。会場は、町田市立自由民権資料館と三輪の森ビジターセンター郷土資料展示室の2か所でした。大半は、町田市立自由民権資料館の展示室にあり、三輪の森ビジターセンターは数点の養蚕用の民具とその説明があるだけでした。

 町田には絹の道が通っていました。養蚕は江戸時代も行われていましたが、横浜が貿易港として開校すると、生糸の輸出が戦前にはトップになっていきました。旧来は家内労働で行われていたものが、製糸工場となって成長していきます。現在の町田市内でもそうした工場ができ、生産組合ができていきますが、一級品としての生産が求められ、それに生産者が応えていくことで、優良品の評判を得ることになったわけです。ただし、世界に進出すると、「相場」の上げ下げに影響されることになり、さらには世界恐慌を通じて、生糸生産が没落していきます。

 町田市内の養蚕農家も激減し、周りに桑畑も観ることが無くなりました。展示の昔の町田の地図をみると、多くが桑畑の記号になっていました。もとより、この町田市周辺は田んぼが少なく、畑が多くなっています。その畑が大半桑畑に転換されていったのでしょう。この周辺でも家族総出でカイコを育て、現金収入を得る家がそこら中に広がった様相がわかります。

 そもそも養蚕は伝統的な事業であり、皇室では今も皇后陛下を中心に養蚕に励んでおられ、宮中行事の中でも際立ったもので欠かさずに続けられてきています。他方で、小学校の授業でも、カイコに桑の葉を与える取り組み、繭を作る学習を行っています。

 町田市原町田のカリオン広場には、「絹の道」と表示した道標を建てられています。それは八王子市から町田市を通って、横浜に至る生糸を運ぶ街道の中継点として、原町田が栄えた証になっています。
 また、横浜が(江戸時代に)開校されると、多摩川以南から相模の国(神奈川県)(下図参照)は外国人が自由に行き来することができる地域になり、現在の町田市域の人たちは様々の外国人をいち早く見ることになっていました。

 今回の展覧会では、古文書類を展示したコーナー(撮影不可)と、養蚕に係る民具類に分けられていました。養蚕民具は撮影可でしたので、そのいくつかを撮影しましたが、古文書類の中には、養蚕に係るカレンダー、養蚕技術の改良、生産組合に関する資料、製糸工場に係る資料、働く女工さんに関する資料、養蚕と信仰(金色姫・・・何度も生まれ変わる・・脱皮)などなどがあり、興味深いものでした。

 日頃、訪れる人は決して多くないのですが、この日は様々の人が見学をしたり、もっと調査に精出している人がありました。
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