4期連続TOP当選 吉田つとむとは?

過去各種選挙に15回立候補し、8勝7敗する。直近の令和4年の市議選に出て勝利し、4期連続トップ当選。個別対応形式のインターンシップが好評で若者育成を図る。自民党を排除された後、現在まで完全無所属、支持政党なし。6期目に議長も務めて改選し、7期目に町田市議選史上最高票を獲得。さらに、8期目は7期目を上回る史上最高票9206票を達成。議会内では「無所属」に参画。ユーチューブ「発見動画チャンネル」を運営。零細企業営業マンを務め、政治経験が長い。ネット関係の著作、講演もある。

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建設DX展を見る(主要な見学1)昨日は東京ビックサイトに出向く2023.12.15

活動報告

 建設DX展を見る(主要な見学)昨日は東京ビックサイトに出向く2023.12.15を書きました。南展示場で終日の観覧です。実際には、JAPAN BUILD TOKYO(建築の先端技術展)催事でしたが、こちらは西展示場で開催されたもので昨年はこのエリアの展示コーナーを回ったことで、今年は昨年訪れなかった南展示場のみを観覧した次第です。

 見学は、企業の大きさや知名度は無視して周りました。あくまで、気になったもの、あるいは先端的なものに限りました。ただし、見学の中で、南1のコーナーも入場しないまま帰途についていました。後で、展示マップを見ると、このフロアースペースには昇降機(エレベーター、エスカレーター)メーカー各社がありました。また、ゼネコンの大成建設の大型スペースもありましたが、あとの祭りです。

 出展企業は、システム企業が多くみられました。建設業は人手不足、労働時間短縮が大きな課題で、工場の合理化、DX化の進展に比べ、ゼネコン現場でもそれらの改善が喫緊の課題となってきました。

 作業の合理化の分野で目に留まったのは、小型のものではロボットの鉄筋結束機(鉄筋結束トモロボ)でした。「建ロボテック」という会社が開発し、床面に張った鉄筋を現場で自動で結束する機械(横には、スライドさせて移動する機種)でした。人が様々に作業する現場では、完全自動ということは安全性の立場から認められていないこともあり、人と機械が協調するやり方が求められるものでした。Φ19㎜タイプのものとそれ以上の大きさのタイプのものに分かれているとのことでした。会場のモデルは、Φ19㎜タイプのものでした。*吉田つとむは、今から約40年前に、土木建設資材・機器の販売会社の営業をしていたことがあり、鉄筋に関しては、電動の鉄筋曲げ機、鉄筋切断機を販売していました。また、床面用には、鉄筋でなく、ワイヤーメッシュを販売していました。鉄筋の販売、工場加工業は素材販売の別の分野の会社がありました。

 大型機では、大型の自走式建設用クレーンが目立ちました。ただし、大きすぎること、運行台数が少ないこともあって、模型展示でした。実際にはメーカー展示ではなく、クレー作業・運送会社の展示でした。クレーン車はオペレーター付きで出動するためのものでした。「埼玉ブロック運輸」という会社の出展でした。このタイヤ自走式のタワー自動ジブ組み立てクレーンは日本に6台しかなく、東京には1台あるだけだそうです。タワーからジブという腕を水平に伸ばして大型機メーカーは国産ではなく、ドイツ企業でリープヘルという会社でした。


 日本では、タイヤ自走式の建設用クレーンでは、加藤製作所やタダノがありますが、こうしたジブを水平の伸ばすタワー式タイプのものは作っていないようです。また、IHIなどはジブ式で腕を水平に伸ばすタイプを作っていますが、タイヤ自走式のタイプは標準ではないようでした。

 Leica という名前に目が入りました。カメラのメーカーです。ライカジオシステムという企業名でした。測量機の分野もあったわけで、建設DXに相応しい、座標の測定、データ化のシステムを案内していました。時代は異なりますが、私は土木建設資機材の販売会社の営業時代、測量機を数回販売したことがあります。というか、私を気に入ってくれている会社の社長さんが、その会社で必要とする資機材の大半を私に注文してくれる方がありました。誠心誠意、退社時まで対応させていただきました。また、土木自体の勉強もさせていただきました。もちろん、私の会社がLeica 製品を扱っていたわけではなく、もっとマイナーな企業でした。ネットで調べると今もありましたので、企業名は記載しないことにしました。

 次いで、「AURO」というブランド名のイヤホンマイクスピーカーが気になりました。工場や建設現場では騒音が大きな場所もあり、将来的に難聴につながることがありうるので、その防止が働く人への配慮でもあるからです。


 その前日、議会で「難聴検診&補聴器補助を求める請願」を審査し、その賛成討論を行った(請願は委員会で採択されました)ことで、難聴の用語、あるいはイヤホンの絵柄が目につきました。工場や建設現場では騒音が大きな場所もあり、将来的に難聴につながることがありうるので、その防止が働く人への配慮でもあるからです。(続く)
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 吉田つとむHP       町田市議会議員 吉田つとむのブログ

コメント

  1. […]  建設DX展を見る(主要な見学1)昨日は東京ビックサイトに出向く2023.12.15 現況、工場に比べ、DXが進んでいないとされるのが建設業ですが、今回の見学を通じて、クラウドサービスもどんどん進められていることがわかりました。 また、人的な資源では人材派遣業が伝統的なくちきき業的なイメージから他の産業で培った募集方法に変化した様子が見えました。作業員を支持する技能管理者がオンラインの動画を使う方法が拡大していました。それ以外にも現場管理は全て人が指示する方法から、動画を使ったボードの映像や手元のタブレットやスマホで双方向の動画通信が一般的になっていました。総じて、一元管理体制への志向が目立っていました。 現場で操作する機械は、省力化、リモートが積極的に取り入れられており、かつ、安全面では法令上の基準を満たす工夫が凝らされており、単純に自動化という方法が採用されていないものもありました。  その他、会場内を1日では周り切れず、重要と思えるものも見過ごしたものも多数ありますが、またの機会としましょう。 以下、ざっと見学、話を聞いた範囲のものの記載です。 大手の企業がその専門分野、あるいは部署を置いて、様々のクラウドサービスを案内していましたが、さほど、興味を寄せることができませんでした。やはり、新興の企業の動向に目が向きました。 […]

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