今回の一般質問で、「市税等の収納方法について」を尋ね、その手数料の差を確認しました。なお、一般質問の中での答弁ですので、正確な数字には相違があるかも知れません。HPのファイルにまとめる時点で、再確認したいと思います。
まず、質問の通告は以下の通りでした。
3表題 市税等の収納方法について
(1) 市税の収納方法はどのようなものがあるか
市民税や固定資産税、都市計画税などの収納に関して、直接現金で納入されるほか、どのようなものがあるか
(2) 各収納方法による手数料はどうなっているか
銀行口座の引き落とし、振替用紙のコンビニ納入、金融機関による
納入などいろいろあると思うが、各収納方法ごとの町田市が支払う手数 料はどういう設定になっているか。
(3) 現行の収納方法に新たに加わるものがあるか。
町田市が定める収納方法に関して、新たに加わるものはあるか。
という内容でした。
(1) 市税の収納方法はどのようなものがあるか
(2) 各収納方法による手数料はどうなっているか
この二項目の答弁では、納税者には6種類の納入方法があるとされました。また、答弁で出てきたその納入方法ごとに町田市が支払う手数料も記載しておきます。これが公開されたのは初めてではないかと思います。
窓口支払い・・・・町田市職員が直に収納する。直接経費はゼロだが、職員の人件費、現金の保管手間とリスクが生じる。
コンビニ払い・・・・62.7円
口座振替・・・・・・11円
クレジットカード払い・・・・55円
スマホ払い・・・・・・・62円
パソコン支払い・・・・・36.2円
記載の数字は答弁を自席でメモしたもので、後ほど再確認したい。以下に追記しています。
コンビニエンスストアは62.7円
口座振替は11円
クレジットカードは55円もしくは62.7円
スマートフォンアプリ決済は62.7円
パソコンを使用した電子納付は36.3円
55円は、スマートフォンまたはパソコンで専用ホームページを利用したクレジ
ットカード納付となっています。また、62.7円は、スマートフォンアプリを利用したクレジットカード納付です。
納入方法によって大きな隔たりがある。この数字から考えると、町田市にとっては、窓口支払いが、支払い費用はゼロで最も費用対効果が高いと見込まれますが、職員人件費と現金の保管費用とリスク、運搬の費用とリスクを加味すれば最も費用が高いものと見込むものです。
そうすると、町田市から見ると、銀行などの口座振替が、1件分で11円となっており、一番に費用対効果が高いと言えます。つまり、住民の皆さんが自身の金融機関口座から、町田市に振り込む金額を引き落としの手続きを取ってもらい、毎回の支払いを行うやり方が一番ありがたいことになります。町田市が支払う手数料が安い順は、口座振替:11円、パソコン支払い:36.2円、クレジットカード払い:55円、スマホ払い:62円、コンビニ払い:62.7円となっています。
*再々質問では、収納方法で町田市の手数料の相違があるが、取り合えず、市税などをどのような方法であれ収めてもらうことが大事だと理解していることを付け加えました。
なお、(1) 市税の収納方法はどのようなものがあるかの分野で、市の関連で市民病院の支払いに関して、クレジットカード決済は収納方法で認めれているかを尋ねました。
町田市民病院では、すでにクレジットカードによる収納を認めている答弁がありました。
(3) 現行の収納方法に新たに加わるものがあるか。
町田市が定める収納方法に関して、新たに加わるものはあるか。
という質問をしましたが、現在のところは無いとのことでした。
そこで、東京フォーラムで開催された、FIT2022 金融国際情報技術展を見学した際に見た、
公共料金等の窓口収納サービス(しんきん情報サービス)のMMKと言うものがあったが、これはどういうやり方なのかと尋ねました。
答弁によると、それは信用金庫などがその取引先の店舗などで支払いができる方法で、町田市の納入通知書のバーコード決済ができるようにしたものだというものでした。ドラックストアーなどに設置するものですが、町田市内に12か所あるそうです。
そこで、再々質問では、公共料金等の窓口収納サービス(しんきん情報サービス)のMMKが、その一般小売店舗にも普及が進めば、より町田市の出先機関で現金を取り扱わなくて済むようになると考えを自身で述べ、質問を終えました。
#市税等の収納方法,#一般質問,#手数料の差,#金融機関の口座引き落とし,#コンビニ支払い,#しんきん情報サービス,#MMK,#クレジットカード払い,#町田市議会議員,#吉田つとむ,
吉田つとむHP 町田市議会議員 吉田つとむのブログ
コメント