地方税の大半はその税率まで国が定めていますが、不動産にかかわる都市計画税というものはそれぞれの自治体で決めることができます。その上限を国が0.3%と決めていますが、下限は設定されていません。
町田市はそれを議員提案で0.24%に下げて、今日まで継続してきています。私が議員2期目総務委員長を務めた時期に、委員会で大激論が交わされ、その数字に集約したものです。この間、行政は何度もその引き上げを求めていますが、議会の大半がその引き上げに反対してきました。今年、来年にかけて、行政は本格的に上限まで引き上げ、その増税した税金で一層の都市整備に充てようと企ています。
もとより、町田市は道路網、鉄道網の整備を必要としていると思いますが、それは全体のバランスを図って、拡充と縮小を図るのが住民負担を増やさずに行える施策です。最近の町田市は公園整備から工芸美術館の新設まで新規事業が無制限に拡張されています。一般の税収が停滞しているのに、これほどの事業を手掛けるには収益事業でもない限り無理があります。個々の事業の再点検を行って厳密な支出管理をまず図るべきだと思っています。 ,#地方税,#不動産,#都市計画税,#議員提案,#総務委員長,#道路網,#鉄道網の整備,#新規事業,#町田市議会議員,#吉田つとむ,
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