昨日は、都心の日本青年館ホールに出向きました。第30回全国高等学校選抜オーケストラフェスタの3日目を鑑賞する目的です。全部で18校が出場していますが、この日は16校の演奏を鑑賞する機会を得ました。充実した1日でした。
漫画家の阿久井 真さんが、パンフのイラストなどで協力していました。
以下、鑑賞した感想を簡略に記載しました。なお、当方は音楽の専門家ではないので、単に見た目の印象を記したものもあることをご承知ください。
大型バスで出演者と観客が続々集まりました。
B 日程 1 日目 12 月 27 日(水)
東急田園都市線、地下鉄線を利用し、外苑前駅に移動しました。
11:45 開場
時間前に到着し、1日入場券を購入しました。
12:00 開会式
司会は成田高校の2名が務めました。理事長さんらがあいさつされました。
学校紹介
各校とも出演の演奏者が1-2名舞台袖で自己紹介に立ちました。
[37] 12:10 群馬県立中央中等教育学校管弦楽部(指揮:ジェフリー・バドリック)(93 人)
J. シベリウス/交響曲第 1 番 ホ短調 Op.39 第 4 楽章
多人数の演奏でしたが、指揮者がコンサートマスターと握手し、盛り上がる。出番が少ないシンバルも光っていました。
[38] 12:30 静岡県立清水南高等学校・同中等部管弦楽部(指揮:遠藤直之)(74 人)
B. スメタナ/連作交響詩《我が祖国》 第 2 曲「モルダウ」
中学校の合唱祭でもなじみ曲で心地よい演奏でした。
[39] 12:49 光英 VERITAS 中学校・高等学校管弦楽部(指揮:幸重雅也)(10 人)
P. ウォーロック/「カプリオール組曲」
以前は聖徳大学の女子・中高校だったそうですが、名称が変わり、共学となったのでしょうか。なお、参加者は少なくこじんまりとしていましたが、30回連続出場だという話でした。
[40] 13:09 広島大学附属中・高等学校 管弦楽班(指揮:原 寛暁)(80 人)
A. グラズノフ/バレエ音楽《四季》第 4 場「秋」
遠方からの参加ですが大所帯でした。後方のタンバリンと鉄琴に自然と目が行きました。
演奏の後、指揮者が第1、第2バイオリンのマスターと握手をしました。
[41] 13:27 恵泉女学園中学・高等学校 課外オーケストラ(指揮:小松拓人)(86 人)
A. メンケン/『美女と野獣』
大学は学生募集停止で閉校に向かうが、中高は堅実。東京女学館と同じく中高の人気は変わるまい。
コントラバスが4名もいました。指揮者は、第1、第2バイオリン奏者と握手して登場。
[42] 13:40 栃木県立鹿沼高等学校音楽部管弦楽団(指揮:鈴木真由美)(30 人)
G. ビゼー/歌劇《カルメン》組曲より「トレアドール」「前奏曲」「アラゴネーズ」「ジプシーの踊り」
*休憩して、1Fのカフェで昼食を取りました。
[43] 14:05 宮城県宮城第一高等学校 管弦楽部・尚絅学院中学校・高等学校 管弦楽部 合同オーケストラ(指揮:藤岡 伸)(63 人)
ヨーゼフ・シュトラウス/鍛冶屋のポルカ Op.269
P.I. チャイコフスキー/バレエ音楽《くるみ割り人形》Op.71a 「花のワルツ」
2校が合同しての出場。フルートが1名、後半のハープも際立っていました。1曲目は軽やかなテンポ。
[44] 14:25 福島県立橘高等学校管弦楽部(指揮:齋藤公孝)(53 人)
C. サン = サーンス/歌劇《サムソンとデリラ》より「バッカナール」
ポップな司会者2名でした。オーボエが特に目立ちました。
[45] 14:38 東京都立富士高等学校・附属中学校管弦楽部(指揮:飯田萌歌)(45 人)
A. ハチャトゥリアン/組曲《仮面舞踏会》より「Ⅰ . ワルツ」「Ⅱ . ノクターン」「Ⅴ . ギャロップ」
指揮者が急遽交代がつつがなく演奏。木琴が一部に入り、3曲の変化が特徴に思えました。
[46] 14:56 栃木県立宇都宮女子高等学校オーケストラ部(指揮:山福直樹)(67 人)
L. バーンスタイン/《キャンディード》序曲
F. グローフェ/《ミシシッピ組曲》より「マルディ・グラ」
1曲目に木琴、2曲目にハープの演奏を一人が引き分けるのが印象的でした。
[47] 15:13 神奈川大学附属中・高等学校音楽部シンフォニーオーケストラ(指揮:相澤拓生)(113 人)
G. マーラー/交響曲第 5 番 嬰ハ短調 第 5 楽章
この日、最大の演奏者数でしたが、部員は150名もいるという。弦楽器だけで60名も登場し、圧巻。時折、トライアングルの音が聞こえた。
[48] 15:33 群馬県立桐生高等学校 管弦楽部(指揮:青栁 亮)(31 人)
L.v. ベートーヴェン/交響曲第 3 番《英雄》変ホ長調 Op.55 第 1 楽章
統合する前の桐生女子高校の時代から参加で、今年が27回目の参加という。コントラバス1名。管楽器はほぼ2名づつのメンバーでした。
[49] 16:03 明治大学付属中野中学・高等学校 音楽部(指揮:尾和雅一)(77 人)
J. ブラームス/交響曲第 1 番 ハ長調 Op.68 第 1 楽章
この日、唯一の男子校。指揮者がコンサートマスターと握手して登場。比較的に大編成ですが、打楽器は1名、大半が弦楽器ですが、力強い演奏を見せ、聴かせてくれました。
[50] 16:23 栃木県立栃木女子高等学校オーケストラ部(指揮:吉岡訓子)(50 人)
S. プロコフィエフ/組曲《ロメオとジュリエット》Op.64 より「モンタギュー家とキャピュレット家」「メヌエット」「ジュリエットの墓の前のロメオ」
エレクトーンが入りました。コンサートバスドラムとタンバリンを1人が曲によって使い分けました。
[51] 16:43 長野県長野高等学校管弦楽班(指揮:水野英明)(33 人)
J. ハイドン/交響曲第 104 番《ロンドン》Hob. I-104 第 1 楽章
合計21名で作られている。この日の演奏では、吹奏楽部の協力で菅楽器が入りました。
[52] 16:57 東京都立西高等学校管弦楽部(指揮:福田時子(高 2))(41 人)
J. シュトラウスⅡ/『美しく青きドナウ』 Op.314
唯一、指揮を2名生のメンバーが行いました。紙の譜面でなく、タブレットに収められていました。
[53] 17:17 森村学園中高等部管弦楽部(指揮:深井祥ニ)(88 人)
L.v. ベートーヴェン/交響曲第 8 番 ヘ長調 Op.93 第 2 楽章
C. サン = サーンス/歌劇《サムソンとデリラ》より「バッカナール」
大人数の参加です。もともと、このフェスタに来たのは森村学園の演奏を聴くためでした。バイオリンの生徒さんに伝えましたが、会場の3F席では顔が確認できませんでした。ですが、その一般席で、休憩中に私を知っている生徒さんと話ができました。演奏では後半のクラリネットの入りに特徴がありました。
[54] 17:35 岡山県立岡山朝日高等学校管弦楽団(指揮:松北髙行)(40 人)
地元の行動のために、この直前に会場を経ちました。
音楽では、外で演奏される機会が多いことがあって、吹奏楽が親しまれていますが、自身でも野球の応援時に吹奏楽の皆さんとはなじみになっていますが、ピアノや管弦楽を聴くのも大好きです。森村学園の文化祭では、演劇部や管弦楽部の出番を楽しみにしています。
さて、この第30回全国高等学校選抜オーケストラフェスタというのは、全日本高等学校オーケストラ連盟と一般財団法人 日本青年館が主催するもので、当初10校約700名が参加し、30回では全国37校、約3770名が4日間にわたって参加する高校オーケストラの一大イベントになっているものです。コンクールと異なり、自分たちが演奏するだけでなく、他の演奏も聴きあうスタイルをとっており、ネットワークを広げる一大文化祭典となっているものです。規模が大きいことで、その運営も大変なのでしょうが、青少年の社会教育にかかわる日本青年館が全力で取り組んでいるものです。
皆さんにもっともっと知ってもらおうと思っています。
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吉田つとむHP 町田市議会議員 吉田つとむのブログ
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