今朝、私が書いた文は、新聞記事の内容に合わせてもので以下の2件の通りです。
戦闘状態の双方にとって、負傷兵や孤立した部隊の兵士は、捕虜交換の方式で味方のもとに戻すというやり方が最も有効な方法だということが示された←親露派地域移送のウクライナ兵、捕虜交換へ…ゼレンスキー氏「英雄を生還させたかった」 : 読売新聞オンライン
ウクライナは、籠城軍の降伏を表明したという意味であり、個別兵士の投降ではない。ロシア軍優位の中でと話が捕虜の交換でついたという事だろう。←マリウポリ事実上の陥落か ウクライナ軍、製鉄所の兵士撤退を命令 | 毎日新聞
他方で、以下の記事がありました。
他方で、マリウポリ製鉄所の残存兵約260人が投降、ウクライナは救済策模索|ロイター5/17(火) 19:03配信
この記事を読むと、ウクライナ政府や軍参謀本部が、ロシアと合意して、アゾフスターリ製鉄所内の籠城軍を捕虜交換のやり方で、撤退させたのでないことをうかがわせる。むしろ、籠城軍の中で投降したことをうかがわせている。
ロシア軍の兵糧攻めと武力攻撃と、投降のプロパガンダによって、籠城軍の一部が投降することを決意し、決行したということかもしれない。そして、それをウクライナ政府と軍参謀本部が追認したということかもしれない。
ロイター電は、「ウクライナ軍参謀本部は17日未明、製鉄所を防衛する守備隊の任務を終了したと表明。善戦が伝えられる中で、なった。」と記している。
孤立して外部からの救援ができず、戦力が著しく低下した籠城軍を、ロシア軍の退去勧告切れ前に、撤収させるべきでした。日本軍のキスカ島全員退避のような方法がとれなかったわけだから、その部隊のみに対して、「降伏」の命令を下す方針をとり、それを持ってウクライナ軍側からロシアに部分的な停戦を図り、ロシアの動向を探りながら、捕虜交換をまとめるべきだったと思います。後々になった結果、ウクライナ側により不利な条件になったのではないかと推測されます。
そのことが、ロイター電をして、「ウクライナ軍の大きな失点」と言うことになるのでしょう。
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吉田つとむHP 町田市議会議員 吉田つとむのブログ
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