まず、健康福祉常任委員会 条例案・補正予算案質疑 2022.9.9事項
◎条例87号 町田市民病院使用条例の一部を改正する条例
内容 市民病院の非紹介患者加算料
多くの委員が質疑した事項です。市民が最寄りの診療機関に行かず、直接市民病院に行った場合、初診料を加重に払うというものです。一見不合理のようですが、国の方針で大病院と小規模病院、あるいはクリニックを別のものとして、一般にひとまず、後者にかかってもらい、高次の医療を必要とするものを市民病などに担当させるというものです。今回は、さらに傾向を強めるもので、相当の負担を強いるものになります。
なお、救急ややもう得ない場合、この加算料は発生しないことになっています。そもそも、そうした患者を受け入れるのも市民病院の仕事の一つと考えられるからです。
一般の診療機関からの紹介だと数百円だというものでした。
討論では、共産党委員が「それでも、値上げは反対」として、反対し、採決では他の議員(委員)は全員、市民病院の非紹介患者加算料の増額に賛成しました。
◎(一般会計予算案 20p記載)
款3民生費 目3障がい者福祉費 16,487,056千円
国庫支出金返還金 357,355千円
都支出金返還金 282,857千円
*内容はどういうものか。相当額が返還される理由。
この件を質疑しましたが、コロナで通所利用者が減少したことで、支出が減額となり、返還があって、国や東京都に変換された金額を計上したものでした。*採決は、月曜日の予算審査が終了後、一括で行われます。
次いで、 健康福祉常任委員会 決算審査質疑事項 2022.9.9 に移りました。以下の町田市民病院事業会計は、個別の審査となっています。
町田市病院事業会計決算書
◎13p 令和3年度町田市病院事業貸借対称表
(2)無形固定資産 イ電話加入権 2,894,200 無形固定資産合計 2,894,200
〈22p 固定資産明細書に同じ内容が記載
*電話加入権にどのような固定資産価値があるのか
*18pのキャッシュフロー計算書にはどのように反映されるのか
上記の内容を質疑しました。
答弁では、「担保価値無し」というものでした。
それでは、記載の意味がなく、決算審査意見に提起したいと思います。
◎22p 企業債明細書
* 未償還残高 最も高額 3,794,877,211 最も高率 2.10% 償還終期が最も長い R20.3.1 政府資金19001 H20.3.25 財務省財政金融資金
H20.3.25 以降9年間 財務省財政金融資金 は無かったのか
その後の金利は、0.2あるいは0.0のレベルになっている。
借り換えの方法はあるのか
これは、国などから借りたもので、借り換えが可能ならば早期に変換するのが一番有効な手段です。
実際にどこまで返還の交渉が可能か不明ですが、借り換えの手段を講じてもらいたいと提起したいと思いました。
◎37p 機器備品の購入
送信機の購入が何ども見られる
そもそも設置の目的、同じ場所に複数回設置されているようだが、その理由
37p 5行目 19行目 39p下から2行目
答弁では、個々の患者、ベットに応じてセットされるとの説明でしたが、なかなか理解できないものでした。不透明なものがあったというわけではないので、意見には提起しないことにしました。いずれ、現場で見せていただこうと思いました。
この後、採決があり、「町田市病院事業会計決算」は、全員一致で認定しました。
<町田保健所>
246ページ 健康推進費
○職員勤務体制は、この間、どのようであったか?管理職は一定の休みが取れたか?
*勤務時間の落ち着きは見えているか?改善方法はどのような方法が取られたか?
この間のコロナ対策、対応での職員の体調管理を尋ねる。相応の対策が練られているが、一段の対策が必要。
◎保健所職員、担当者の健康維持には格段の取り組みを図られたい
◎248ページ 成人検診事業
保健所で行う事業を確認する。
◎250p がん予防
検診のPR方法を尋ねる。
◎デジタルに限らず、町田駅のデッキなどを活用を求める
<地域福祉部>
180p 国庫支出金
◎ 生活就労 町田市の事業名 具体的な使途、 成果はどのように表れているか
この項は、他に質問者が多く、質疑から外す。
188p◎社会福祉法人、福祉サービス事業者の指導監査
八王子市と町田市が実施 中核市 、町田市が行う根拠
○設立、解散、定款変更の許可 東京都の分担
中核市が行うのではないか、と思っていたが、指導・監督業務を八王子市と町田市が実施しているという説明で、設立、解散、定款変更の許可を東京都の行う点に変更はない。
決算の意見には入れないことにした。
◎190p生活援護
生活援護が短期で終わるケースはどういうケースか
期間別の調査資料はあるか
図表を中心に尋ねる。援護の期間などの調査内容を尋ねる。
◎世帯別類型被保護世帯数の分析から、そのきめ細かい調査を求めたいが、意見には盛り込まない。
◎(決算書)歳入62p項3 貸付金元利収入 節1 生活資金貸付金元金収入 250,000
調定額 収入済額 不能欠損額 収入未済額
3,374,000 85,000 630,000 2,659,000
*収入未済額はこれまでどういう経過をたどってきたか
例 大半欠損 あるいは大半収入済
◎生活資金貸付金の制度は、収入済額が極端に少なく、不能欠損額と収入未済額が大半になっている。貸付金の機能が発揮されておらず、抜本的な事業の見直しが必要である。
191 生活保護
未収金 内容 返還金 金額726,175千円 不能欠損引当金 △363,647千円
関係はどうなっているか
◎この項は、質疑に含まず。
◎191ページと192ぺーじ、193ページの貸借対照表の対象
同一点と相違点の比較 貸借対照表 財務構造分析
◎ほとんど同じ数字の図表が掲載されている、相互の関係は?
課全体の事業費と主要事業の事業費の相違。
◎決算の意見には含めず。
◎6個別分析
母子家庭の減少 絶対数も減っている ○特徴はどのような点があるか
◎支援策が講じられたことで減少している。
◎母子家庭の支援策、就業支援を強化し、保護世帯の減少をさらに目指されたい。
◎196ページ ダリア園 目標設定 目標に比べ、実績が多い その評価
今後の目標設定
◎ダリア園については四季彩の杜の連携を強め、入場者数の一層の増加を図られたい。
◎198ページ リス園 目標設定 2022年の14000人の積算根拠
今後の目標設定
◎リス園については四季彩の杜の連携を強め、入場者の目標数の増加を図られたい。
(決算書)歳出109p目3 障がい者福祉費
◎ 大賀ぐうし館事業 127,555,050円 (規模が大きい)
事業の内容 製作品の販売状況 利用者への配分(賃金)他の事業との関連
利用者からの利用料徴収の有無
◎月1万円にも満たない、利用者の工賃の引き揚げが図られるように事業の改善を図られたい。
◎204ページ こころみ事業 しいたけ栽培事業
売り上げ 収益配分
利用者への配分(賃金)
利用者からの利用料徴収の有無
*この項は質疑をしなかった。
◎206ページ 授産センター
事業内容、干支づくり、ろうそく 事業割合(売り上げ、作業内容)
事業(作品)の新製品開発、多角化
◎月7000円ほどだという利用者の工賃の引き揚げが図られるように事業の改善を図られたい。
◎(決算書)歳出111p
目3 障がい者福祉費 予備費流用額 19,000,000円
当初15,458,437,000 計16,442,228,000
同目間で多数の流用が見られる それぞれの理由は?
さらに、予備費から充用19,000,000円の理由?
◎コロナで流用するが、国の臨時交付金を充当する
質疑で内容を理解し、意見には含めないことにしました。
◎208ページ ひかり養育園
◎質疑項目から外す。
以上の質疑項目を予定しましたが、一部を外し、ピンポイントで質疑を行い、効果的な意見が出せるように努めました。
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