伝統と自然につづまれた神宮の森が処分解体されようとしていることは周知の事実です。実際にそれを保持するのは明治神宮であり、当事者には、デベロッパーと協力し、その方針に従って神社としての「明治神宮」を経営することが優先する選択をしているのでしょう。
端的に言うと、神社も商売ということでしょう。なじみの神宮球場も高校野球の東京都東西の決勝戦や、ヤクルトの本拠地と言うことだけでは足りず、かつ、秩父宮ラクビー場の運営者も、それを保持する上で、神宮外苑の大改修を期待するものでしょう。
そもそも明治神宮の造営は、全国の青年団の若者が勤労奉仕でできたものであり、その神宮の森は全国の県民から良さられた、つまり、献木です。彼らは、自らの行いで、その場所に人口の手を加えることで、100年後の今に至る豊かな神宮の森を創り上げました。
明治神宮とその森は戦争でできたもので無いので、血と汗でできたとは言いませんが、全国の青年団員の勤労の汗と、全国の県民から寄せられた献木でできたものと言えるものです。それらの皆さんは、無私の寄付の精神ででき、それが大事にされてきたことで、大都市の中のオアシスがごとき様相を生み出してきたものです。
それを「神社も商売」の思考と、東京都の「近代化が全て」と言う発想で、生態系の共存の地を作り変えてしまう姿勢には、イエスとは言い難い考えを持つものです。ただし、自分の小池都知事に対抗する力はなく、知恵も及びません。不甲斐ない限りの自分であるものです。
今にも、神宮の森は滅ぼそうとされており、今は政治家の末席にある身ながら、奇跡ででも、神宮の森が保持され、青年団員の勤労の汗が都民の中に記憶されることを願うものです。
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