東京理科大大学祭①：とても優れた研究室ツアーや実験企画が来場者を楽しませる、学祭としては一級の評価を出しました。2023.11.25　　

　東京理科大大学祭：とても優れた研究室ツアーや実験企画が来場者を学べる、楽しませる取り組みとして、学祭としては一級の評価を出しました。2023.11.25を書きました。東京理科大大学祭は理大祭と名付けられ、メインの神楽坂地区の大学祭を見学したものです。自分には意外だったのが、経営学部がありましたが、数学系の縁であろうと思います。＊理科大はこのほかに理工学部や薬学部があり、それらはそれぞれ別の地区にキャンパスが置かれているとのことでした。

　さて、東京理科大大学祭の一番の良さは、研究室ツアーでしょう。移動時間（一般の道路を通り、別の建物に移動する）を含めて全体が1時間のコースですが、1回の見学で2つの研究室を巡ります。「化学好きの中高校生」には、外せない企画です。また、親の世代では勉強の環境を直に見せてもらえるので、現在の教育環境になじめる特徴がありました。1グループが10人ほどにまとまり、さらに研究室では、3グループに分かれて回りました。当然、当日予約で順が回ってきました。私が参加したのは、根岸研究室（金属クラスターの研究）と斎藤(慎）研究室（インターロック化合物の合成の研究）でした。大学進学が近い高2生や化学や生物に関心を持つ中学生と同じグループで、私も向学心を持てました。説明は、博士課程や修士課程の学生さんが担当していました。4年生から研究室に入れるということでした。

　サイエンス夢工房と題した、科学実験、体験の教室、コーナーがいくつもありました。小学生が幾人も親子で来ていましたが、将来が楽しみに思いました。＊具体的に見学した内容は別に記述します。

　このほか、私が参加したのは人生ゲームで、理科大に想定したスゴロクゲームでした。部外者には、難問で、途中休みで、分子模型を組み立てる設定があり苦労しました。司会者の声で会場全体で励ます声援があったり、アシスタントの学生さんがかなり手伝ってくれたりと、優しくしてくれました。全体では、一番出遅れていた小学生がラストで猛スパートで優勝しました。私も最後はスパートでしたが、同率2位が3組になりました。もちろん、参加者で最高齢でした。

知恵の輪が難しいのですが、分子模型の組み立ては慌てました。

小学生が1位でたどり着き、ゲームオーバーとなりました。

　このほか、アカペラの部屋やバンドの部屋にも立ち寄りました。

　その他の見学記載は、次回に譲ります。

　ただし、そもそもこの東京理科大大学祭に出向いたのは、先日の津田塾総合政策学部で、理科大生と遭遇し、サークルで「チュロス」を販売しているというもので、たまたまの縁にそっての行動でしたが、本当にその場に登場したことで、彼らから歓迎されました。学生見学の最初と最後に立ち寄り、研究室ツァーや（サイエンス夢工房の）科学実験、体験の教室が学生参加、「研究室ツァーと、子どもの見学企画が熱心で優れていたよ」と報告しました。

　また、東京理科大大学祭では、駅近い場所に案内係の学生を配置しており、また、研究室ツアーには道案内の学生を配置しており、とてもまじめにその任を果たしていました。その他、学内での実行委員会メンバーの学生が親切、丁寧であり、彼らの存在は、その大学の誇りと質の高さを示していると思いました。スムーズに動くために、とても世話してくれました。（続く）

研究室ツアーで島津製作所の分析機があることを発見しました。
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