この記事は、町田市の令和6年度予算を見て書いたものです。本会議の代表質疑、あるいは常任委員会の審議を前に書いたものです。
現在町田市内では、玉川学園地域と成瀬ヶ丘・金森循環のコミュニティーバスが運行されており、行政が一定の支援を行っています。また、小山田桜台・多摩南部地域病院間に小型バスが運行されています。その他にも障がい者施設のバスが買い物バスとして一部に運行されている現状があります。
玉川学園前駅の南口のバス(東周りは好評で利用者が多い)
市民の方々の要望ではまだまだ多数のエリアや区間でそれらを導入してほしいという要望があります。相原駅西口でも相乗りタクシーの方法で地域交通を実験が行われたことがありました。あるいは成瀬地域等でも地域交通利用実験が試みられましたが、実際には利用者が一向に増えず、当初の見込みとは大きな相違が生じました。それを見ると、地域交通手段の導入を進めるリーダー的な方々が、実際には公共交通手段を利用するケースが少なく、需要を図るべき情報が足りていなかったのではないかと思ってきました。今後の方向性としては、コミュニティーバスの近距離の乗車料金が200円というレベルではその利用が拡大せず、100-150円の範囲でないと通勤者を除いてなかなか拡充しないのでないでしょうか。そうした視点からの再検討の時期だと思っています。
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