4期連続TOP当選 吉田つとむとは?

過去各種選挙に15回立候補し、8勝7敗する。直近の令和4年の市議選に出て勝利し、4期連続トップ当選。個別対応形式のインターンシップが好評で若者育成を図る。自民党を排除された後、現在まで完全無所属、支持政党なし。6期目に議長も務めて改選し、7期目に町田市議選史上最高票を獲得。さらに、8期目は7期目を上回る史上最高票9206票を達成。議会内では「無所属」に参画。ユーチューブ「発見動画チャンネル」を運営。零細企業営業マンを務め、政治経験が長い。ネット関係の著作、講演もある。

ビジュアルサイト

視察報告書2024.4.11-12 能登半島地震の被災地(通行止めについての後段)2024.4.15

政治問題

 以下は、「視察報告書2024.4.11-12 能登半島地震の被災地(通行止めについての前段)2024.4.14」の続きです。能登半島地震の視察に関する一文の後段にあたります。 

〇 生活道路が多面的に通行止めになっているカ所:内灘町西荒屋
 現地の状況はうっすらとしてしか知りませんでした。
様々の被災地を見てきましたが、液状化現象が大規模に発生している場所を見ていませんでした。厳密には、面前の家屋の倒壊、火災の現場、あるいは山や河川、橋梁の崩落と流出の現場を見てきたのであり、地盤のその下の地下部分が流動する、土壌が流出する状況を見ていませんでした。こうした場所はこれまでの震災被害地でいくつもありましたが、それを現場で確認することはありませんでした。今回、その震災による液状化被害が起きている場所を視察しておきたいと思っていました。

 あえて、住居ではなく、倉庫を撮影

西荒屋では、上記に記した狭い道路と、もう1本の大きめの道路が通っていました。その道路沿いでも、一見棄損がなさそうな家も、河北潟に向かっている側にも赤紙の建築物が続いていました。こちらも液状化現象が影響しているようでした。
 それが今回の能登半島地震の視察を思い立った一つの理由でもありました。
 ただし、この間大規模震災の場所をいくつも訪れてきたので、この被災地が特別ではないことも一定の理解ができました。
 この地域の人がどこかの避難所で過ごしておられるものかと推測する半面、先の赤紙を張られている家を含めて、複数の住家に人の出入り、生活の様子がうかがえました。すでに、震災発生から100日が経過し、避難所が廃止されているかも知れませんが、ともかく、人がそこにいて、生活しているのではないかと思われる点でした。
 本来、住家が倒壊しておれば、避難所に退避する、次いで仮設住宅に入る、一定の再建の見通しが出来れば、元の場所に新しい住家を立て直すというスケジュールが立てられるものでしょうが、この内灘町西荒屋のように液状化現象が著しい場所では、一般の震災復旧が進み、インフラ設備の再建が進んだとしても、ここの単純な住家の再建が難しい人たちが少なからず出るのではないでしょうか。そのことが、100日が過ぎたにも関わらず、以下の写真のような光景が今もさしたる変化なく見られるのではないでしょうか。

 なお、持ち家比率では、18位が石川県となっており、69.3が持ち家、28.5が借家ですが、戸建て住宅が69.8となっています。(参考:総務省統計局の「社会生活統計指標 −都道府県の指標− 2022」を基にした、ランキングデータの資料による)その観点から見ると、早々に倒壊住宅の再建が当然視されますが、液状化現象が原因で住家が倒壊、あるいは多くの建築物が応急危険度判定で「危険」とされたこの地域にそのまま、住家が再建される可能は低く、あるいはずっと先延ばしにされるのではないでしょうか。*ちなみに、隣の富山県はその数字が全国第2位。


〇 広大な農地が多面的に通行止めになっているカ所:かほく市湖東地区(干拓地)

通行にあっては、通行止めの区間や看板が随所で見られましたが、農耕者用に利便するためか、全面交通止めの形とは思えない形で、車の出入りは可能でした。ですが、実際に通行するとなると、水たまりが生じていたり、道路に亀裂があることで、もう少し水位が高い時には危険度が高かったのだろうと思われました。
 
皮肉なことに時期が桜の見ごろで、写真の道路に入り込む車両が多くなっていました。ここでは、車両が流砂にはまり込むことも起きていました。住家がなく、広く農耕地が広がっている光景がただただ続く地域となっていました。
 果たして、地震が収まった以降、旧来の農耕がかのうなのかどうか、疑問に思えるものでした。

「河北潟」の穏やかな水面
#視察報告書,#能登半島地震の被災地,#通行止め,#町田市議会,#無所属会派,#吉田つとむ,#内灘町西荒屋,#通行止めカ所,#液状化現象,#土木工事の一般知識,
 吉田つとむHP        町田市議会議員 吉田つとむのブログ 

コメント

タイトルとURLをコピーしました