花粉症のかかる人が大勢発生するシーズンに入っています。幾人の方から、問い合わせがあったため、議会の一般質問で取り上げました。保健所長の答弁によれば、花粉症にかかわる普及啓発の取り組みとして、健康ハンドブックや花粉症の冊子が配布されていることが紹介され、マスクやメガネの着用、家に入る前の衣服のふるい落としを推奨されていました。また、治療の分野では、症状の個人差があることを挙げ、医療機関の医師と相談した上での治療を求めていました。
花粉症の発生原因となるスギ・ヒノキの人工林の扱いでは、東京都では2種類の対応が取られていました。持続的に木材生産を行う「生産型森林」では、現在の林を主伐し、花粉の少ない樹種に切り替える樹種の更新を図っているとのことでした。また、奥山などの「保全型森林」では、林の間伐(森林再生事業)とその一部を針葉樹と植え替え、広葉樹の混合林化を図る方法(色彩豊かな森事業)も取っているとのことでした。町田市内の大地沢青少年センター周辺は、「保全型森林」に相当し、「森林再生事業」が進められているとのことでした。2023年度末までに、スギ・ヒノキの本数が60%以上削減されているとのことでした。
花粉症の発生を伴わない雑木林は確保され、保全林での針葉樹の増加を願っています。
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