広島の原爆式典では、原稿の読み飛ばしを行い、その理由を、役人が蛇腹式の原稿を作った際、糊がついて原稿がくっついたことが原因だったとされています。総理の失敗が役人の不始末とされるこじつけされることになります。私も議長時代に、式辞等を読み上げることがありましたが、役職者にとって、そうした発言は重要であり、 糊がついて原稿 があることがあり得ず、もし、それがあるとしたら、紙の厚みで異変がわかるはずです。さらに、役人は総理のような発言者であれば、それを渡す直前まで、それが完璧にできているものかどうかを調べているはずです。
原稿無しの行う言葉の場合は、おのずとあり様が異なります。*安倍総理は、ノウ原稿で発言しているかのようにしゃべることができる透明なアクリル板の画面に発言文字を映し出すプロンプターが使っていました。
さて、今回は、菅総理が長崎の原爆式典に1分遅刻をしたというものです。政治家としては、とても無様な話です。菅総理は、その式典後、すぐにお詫びを言っていますが、さらに、その後、総理は会場に4分前に到着していたが、その遅刻の理由がトイレの場所は離れておって、上記の到着になったという次第が明らかになってきました。生理現象だから仕方がないのかとも考えられますが、遅刻と言う結果に関して、「事務方」の責任を問う声があります。処分までは行かないものの、責を負うことは間違いないでしょう。
本当に、この原爆式典の流れはそうだったのでしょうか。
私は、人口43万人の町田市議会議長を務めたことがあります。何度も、内外に出張したことがります。行先で、自分が挨拶することもあれば、市外などではひたすら座っていることもあります。そうした時に、「トイレ」のことは大変重要視していました。途中で席を立つようなことが起きないように、式典の時間、配置はいつも頭に置いていましたし、事務局(長)担当者はいつも気にして、丁寧に説明してくれていました。総理大臣だと秘書官が付き、官房職員が多数いるでしょう。彼らが、総理の一挙手一投足の考察、手順を決めてくれるでしょう。
今回のように原爆式典のような時には、通常、事前について、主催者と別室であいさつを交わし、会場には直前で入るというのがパターンではなかろうかと思います。長崎は遠来ですから、とりわけ原爆式典は総理(時の総理の価値観がどうあろうと)にとって重要式典の一つですから、主催者といきなり式典会場で顔を合わせるという次第にはなっていないはずです。それが、重要人物の取るべき、また、周りが手配するべき仕事と言うものでしょう。
さて改めて、 原爆式典に1分遅刻をした、総理が遠来の会場にわずか会場に4分前に到着していたことは、予定されたことでないことは明白であり、それはなぜたがえることになったか、事務方の間違いのはずがない、おつきの人たちはそうした諸々を推し量るためにいるものです。
おそらく、 原爆式典の道のりの中で、総理がわがままをだしたのでしょう。寄り道があったのだと思います。 トイレに行くとして方が他には説明がしやすいと思われたものと思います。
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