4期連続TOP当選 吉田つとむとは?

過去各種選挙に15回立候補し、8勝7敗する。直近の令和4年の市議選に出て勝利し、4期連続トップ当選。個別対応形式のインターンシップが好評で若者育成を図る。自民党を排除された後、現在まで完全無所属、支持政党なし。6期目に議長も務めて改選し、7期目に町田市議選史上最高票を獲得。さらに、8期目は7期目を上回る史上最高票9206票を達成。議会内では「無所属」に参画。ユーチューブ「発見動画チャンネル」を運営。零細企業営業マンを務め、政治経験が長い。ネット関係の著作、講演もある。

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巨大企業内労組にとって、労働政党が足かせになった時代2021.10.17

政治問題
労組の加入歴はなく、サラリーマンがそのサラリーマン新党の設立準備活動に参加した経歴

 トヨタ労組出身の古本伸一郎前衆院議員(愛知11区、当選6回)が、今回の国会解散に合わせて、引退表明をしています。なにも、年齢で後進に道を譲るわけではなく、旧来は民主党籍で、前回は希望の党に移り、その後は、政党に属さず、無所属でいた方です。トヨタは、労組が自民党候補を実質応援するということでしょう。 古本伸一郎前衆院議員の辞退によって、この選挙区では自民党×共産党になっていくことになります。

 愛知県内は、全域的に旧民主党勢力が強いところで、他の選挙区では当選者の現在の党籍が、立憲民主党籍になっていますが、果たして、トヨタ労組がどのようなスタンスを取るのでしょうか。 トヨタ労組 から見て、候補者が国民民主党公認であればそれで良いのか、それとも、その政党の所属では、国会の議員勢力として物足りないのか、今回か、あるいは次回に自民党支持の舵が切られるのか、というものでしょう。

 日本においては、企業内労組が形成されており、労働者の連合はそもそもできにくい立ち場にあり、社会全体では、労使(あるいは労資)の関係より、大企業対中小企業の関係の方がより利害関係が異なるでしょう。いや、現行では、大企業従業員と非正規労働者の関係の利益相反が顕著でしょう。

 ということで、トヨタ労組が自民党候補の応援に収れんすることに不思議はなく、立憲がその支持基盤を変えざるを得ないでしょうし、トヨタに限らず、企業の存亡がかかわる大企業の労組においては、同様な利害関係の変容が生じると思います。そのために、 大企業の労組 は自民党支持に一挙に流れていくものと思います。その分、「連合」が「日本労働組合総連合会」と称する根拠が希薄となってきたと言えましょう。

 なお、付記すれば、筆者の吉田つとむは、政治世界に身を置く以前、零細企業の従業員、サラリーマン歴が続き、労組加入歴はありません。なにも、労組の存在に拒否をしていたわけではなく、勤め先に労組が無かったに過ぎません。

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  吉田つとむHP         前町田市議会議員 吉田つとむのブログ

 

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