先日、関東地方を襲った震度5強の地震では、「水管橋」というものの一部が破損し、一般家庭などに水道水を何日も送ることができない事態を生じた事故がありました。
昔、私が土木資材販売会社に務めていた時、その「水菅橋」を一度販売したことがあります。当初、施工材料として大量の「塩化ビニール菅」を受注しましたが、そのメーカー社員が、「川をまたぐ区間は、もっと強度が高い水管橋にすべきだ」と提案してくれました。設計変更が必要でしたが、役所はその提案を受け入れ、その区間は、鋳物製の「水菅橋」に変更になりました。その「水菅橋」は専門メーカーが設計と製作を担当して、無事に現場設置納品ができました。この会社に在職中で、私が販売した単一物件の中で最も高額な受注物件であり、大きな設計変更が伴うことで印象に残る出来事でした。
今回の「水管橋」の崩落事故ニュースを見て、工事の設計、部材の選定に細心の注意が必要なことを再認識しました。
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